メルカリで商品を出品したとき、送料が高くて驚いたことはありませんか?
「こんなに高くなるなんて思ってなかった」
「サイズオーバーで送料が高くなったけど、どうすればいいの?」
そんな悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。
実は、メルカリで送料がおかしくなる原因として、サイズオーバー、重量オーバーがあったりします。
また、サイズや重量を気を付けていても、送料が高い請求をされる事があります。
この記事では、メルカリの送料が高くおかしい場合の対処方法や注意点について解説していきます。
また、多く取られた時にどうすれば良いのか対応法を紹介していきます。
目次
メルカリで送料が高くなる理由
- メルカリで送料が間違うのは配送業者のせい?
- サイズオーバーが原因
- 重量オーバーが原因
- メルカリで利用できる配送種類
メルカリで送料が高いのは配送業者のせい?
メルカリの送料が間違っていて、高くなっているケースとして、僕自身が体験した事がある事を紹介します。
それは、配送業者が原因になっているパターンです。
実際にあったのが、集荷に来てもらった際、本来はサイズをメジャーで測定してから、サイズを伝票に記入します。
それをメジャーでサイズを測定せず、目視で記入する事が結構な頻度でありました。
市販で販売されている箱を使っていた為、サイズは分かっていた為、デタラメなサイズを記載して請求金額が間違っていた時に指摘した事で、修正して貰いました。
時短の為か、忙しい時は特に、サイズを測定せずに目視で判断する事が多いようです。
この事から、配送業者のやっつけ仕事が原因で、送料を間違って高い金額を請求される事がおこります。
サイズオーバーが原因
メルカリで送料が高くなる主な理由の一つがサイズオーバーです。
大きな商品や形状の特殊な商品を取り扱う際は、そのサイズに応じた送料を考慮することが重要です。
メルカリでは、商品のサイズが一定の制限を超えると、サイズオーバーとされ、送料が高くなります。
これは、大きな商品や特殊な形状の商品は、通常の取扱いと比べて梱包が難しく、運送においても大きなスペースを占有するため、運送コストが増加するからです。
例えば、家具や大型のアイテムを送る際、通常の商品よりも梱包に手間がかかり、また運送車両内での取り扱いも特殊なものになります。
これにより、通常よりも高い送料が発生します。
発送する時はこの点に留意し、商品のサイズに合わせた梱包方法を選択することで、追加の送料を節約できます。
重量オーバーが原因
メルカリで送料が高くなる原因となるのが、重量オーバーです。
商品の重さが運送制限を超えると、運送にかかるコストが上昇し、それに応じて送料が高くなります。
商品の重さが大きいほど、運送にかかるコストが増えるため、このような対策が導入されています。
重量オーバーの場合、運送車両や機器の取り扱いが困難になり、追加の手間や特殊な手配が必要になるからです。
出品者は商品の重さを正確に把握し、適切な送料を設定することで、円滑でトラブルのない取引を促進できます。
メルカリで利用できる配送種類
メルカリで利用出来る配送方法について紹介します。
らくらくメルカリ便は、メルカリとヤマト運輸が提携した便利な発送方法です。取引画面で手続きをして、ファミリーマートやセブン-イレブン、ヤマト運輸の営業所から発送が可能です。
らくらくメルカリ便
発送方法が3種類から選べる
- ネコポス
- サイズ制限:A4サイズ以内、厚さ3cm以内、重さ1kg以内。
- 送料:全国一律210円。
- 宅急便コンパクト
- サイズ制限:専用薄型ボックス24.8cm×34cmまたは専用ボックス25cm×20cm、厚み5cm以内。
- 送料:全国一律450円。
- 宅急便
- サイズと送料:
- 60サイズ(2kgまで):750円
- 80サイズ(5kgまで):850円
- 100サイズ(10kgまで):1050円
- 120サイズ(15kgまで):1200円
- 140サイズ(20kgまで):1450円
- 160サイズ(25kgまで):1700円
- サイズと送料:
匿名配送ができる
お互いに住所や名前などの情報を伝えずに商品を送ることができます。
匿名配送を利用するには、事前に発送方法を「らくらくメルカリ便」に設定しておく必要があります。
宅配ロッカーPUDOからも発送可能
宅配ロッカーPUDOを利用しても、らくらくメルカリ便での発送が可能です。
サイズは長辺55cm×短辺44cm×高さ37cm以内。
ただし、一部の宅配ロッカーでは利用できないことがありますので、事前に確認が必要です。
らくらくメルカリ便は集荷も可能
宅急便コンパクトと宅急便で送る場合には、集荷を依頼することも可能です。
ネコポスは対象外で、1つの荷物に対して100円(税込)の料金がかかりますが、大きな荷物や重い荷物の場合、集荷の依頼が便利です。
ゆうゆうメルカリ便
「ゆうゆうメルカリ便」は、日本郵便の「e発送サービス」を通じて提供される便利な発送方法です。
以下に、その特徴と利点を詳しく解説します。
発送方法は4種類
- ゆうパケット
- 対象サイズ:A4サイズ以内、厚さ3cm以内、重さ1kg以内。
- 送料:全国一律230円。
- ゆうパケットポスト
- 対象サイズ:3辺合計60cm以内(長辺34cm以内)、重さ2kg以内。
- 送料:全国一律215円。
- ゆうパケットポスト専用箱(65円税込)や発送用シール(10枚入り75円税込、20枚入り100円税込)も利用可能。
- ゆうパケットプラス
- 対象サイズ:縦17cm、横24cm、厚さ7cm以内、重さ2kg以内。
- 送料:全国一律455円。
- ゆうパック
- 対象サイズ:60~100サイズまで対応、重さ25kgまで。
- 送料:
- 60サイズ:770円
- 80サイズ:870円
- 100サイズ:1070円
- 120サイズ:1200円
- 140サイズ:1450円
- 160サイズ:1700円
- 170サイズ:1900円
- 重さの区分がないため、60サイズであれば18kgの荷物でも770円で送れる利点があります。
受け取り場所の柔軟性
ゆうゆうメルカリ便では、自宅以外にも郵便局、コンビニ(ローソンかミニストップ)、日本郵便の宅配ロッカー「はこぽす」での受け取りが可能です。
購入者は受け取り場所を変更する際に「新しい受取場所を登録」を選択できます。
専用端末を活用した発送手続き
発送手続きは、郵便局やローソンでゆうゆうメルカリ便対応の端末を使用して行います。
ローソンでは「Loppi」、郵便局では「ゆうプリタッチ」という端末が利用されます。
これにより、発送手続きがスムーズに行え、利用者は手間をかけずに便利な発送が可能です。
ゆうゆうメルカリ便は、多彩な発送方法と柔軟な受け取り場所、便利な端末を活用した手続きなど、利用者にとって使いやすく便利なサービスです。
送料が高くならないための対策
- サイズオーバーを防ぐ方法
- 重量オーバーを防ぐ方法
- 配送方法の変更と注意点
サイズオーバーを防ぐ方法
サイズオーバーを回避するためには、商品を出品する前に正確にサイズを計測することが非常に重要です。
同様に、梱包の際にはサイズオーバーを避けるため、十分な余裕をもった梱包材を使用するように心がけましょう。
サイズオーバーを未然に防ぐ方法として、事前にサイズを確認し、100均やコンビニで入手できるサイズが明示された梱包資材を利用することをお勧めします。
これにより、サイズオーバーのリスクを軽減することができます。
重量オーバーを防ぐ方法
重量オーバーを防ぐためには、商品を出品する前にその重さを精確に測定することが極めて重要です。
同時に、商品を梱包する際には、重量オーバーを回避するために軽量な梱包材を選んで使用することが望ましいです。
重量オーバーを防ぐ方法については、商品の重さを事前に確認し、重量オーバーにならないよう十分な注意が必要です。
さらに、商品の重量を軽減するためには、梱包材を減らすなどの工夫が有益です。
ただ、重量オーバーが、商品が重い事が原因の場合、軽減する事は難しい事が多いです。
その場合は、無理に軽減しようとせずに梱包しましょう。
配送方法の変更と注意点
発送方法を変更した場合、通常の送料よりも高くなる可能性があります。
取引を開始した後(購入者がいる場合)、原則として発送方法の変更のみが可能です。
配送料の負担区分は変更できませんので、留意が必要です。
- メッセージ機能を使い、購入者に発送方法の変更を伝える。
- 購入者から了解を得たら、取引画面の発送ページ下部の「指定の発送方法を使わない」を選択。
- もし事前にらくらくメルカリ便を使う旨が登録されている場合、「らくらくメルカリ便を使わない」と表示される。
- これを選択すると、他の発送方法を選択できるようになります。
- 新しく選択した発送方法に合わせて発送手続きを行う。
配送方法の変更は、購入者が同意した場合にのみ可能です。
そのため、購入者に配送方法の変更を希望する旨を明示し、同意を得てから変更しなければなりません。
メルカリで送料を多く取られないための対応法
- 箱のサイズや重量を確認して控えておく
- 制限ギリギリで発送しない
- 送料の変更を依頼する
箱のサイズや重量を確認して控えておく
メルカリでは、各配送方法ごとに箱のサイズ制限と重量制限が設けられています。
これらの制限を超えると、通常の送料よりも高額になります。
従って、商品を出品する前には、正確なサイズと重量を計測し、各配送方法の制限事項を必ず確認しておくことが重要です。
同時に、商品を梱包する際には、サイズオーバーや重量オーバーにならないように、余裕をもったサイズの梱包材を使用するよう留意しましょう。
制限ギリギリで発送しない
発送時のサイズや重量は制限に気をつけましょう。
発送する際、サイズや重量の制限ギリギリで送ると、サイズオーバーや重量オーバーになる可能性が高まります。
そのため、発送には余裕を持つことが重要です。
たとえば、らくらくメルカリ便のネコポスはA4サイズ以内、厚さ3cm以内、重さ1kg以内が制限です。
この制限ギリギリで発送すると、厚さが2.5cmを超えたり、縦横高の合計が100cmを超えたりするリスクがあります。
したがって、サイズや重量に余裕をもって発送するよう心がけましょう。
送料の変更を依頼する
商品がサイズオーバーや重量オーバーで、通常の送料よりも高額になる場合、購入者に送料の変更を依頼することができます。
送料の変更を依頼する際には、以下の点に留意しましょう。
- 購入者に対して、送料の変更を依頼する旨のメッセージを丁寧かつ明確に送る
- 変更後の送料を具体的に明記する
- 購入者に対し、変更後の送料に同意を得る
なお、送料の変更は、購入者が同意した場合にのみ実施できます。
従って、送料の変更を依頼する際には、必ず購入者の同意を取得した後に変更するよう留意しましょう。
送料過請求の取り戻し方
メルカリで送料が過大に請求された場合、以下の手続きでその額を取り戻すことが可能です。
- メルカリ事務局に問い合わせる:
まず、送料の誤請求に気づいたら、迅速にメルカリ事務局に問い合わせましょう。問い合わせは以下の方法で行えます。- メルカリアプリの「お問い合わせ」機能を利用する
- メルカリ公式サイトの「お問い合わせ」ページから連絡する
- 送料の誤請求を証明する:
メルカリ事務局への問い合わせ時には、誤請求された送料を証明する資料を提出する必要があります。以下はその一例です。- 発送した商品のサイズや重量を示す資料
- 実際に支払った送料を示す資料
- メルカリ事務局の判断を待つ:
メルカリ事務局が問題を調査し、誤請求が確認された場合、購入者に対して返金が行われます。ただし、判断には数日から数週間かかることがあります。 - 上級事務局に問い合わせる(必要な場合):
もし、事務局の対応に満足できない場合や、問題が解決しない場合は、上級事務局に問い合わせることもできます。
送料の誤請求を取り戻す際のポイントとして、送料の誤請求を裏付ける資料の準備、メルカリ事務局の判断を辛抱強く待つ、必要があれば上級事務局に問い合わせることです。
また、問い合わせには迅速な対応が求められるため、問題に気づいたら早めの行動が重要です。
メルカリの送料がおかしいのか重要なポイント
メルカリの送料がおかしいのか重要なポイントについて紹介します。
- サイズと重量の正確な測定:
- 商品の正確なサイズと重量を出品前に測定し、これを元に適切な送料を設定することが重要。誤った測定がおかしな送料の原因となる。
- 各配送方法の制限を確認:
- らくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便など、利用する配送方法ごとに異なるサイズ制限や重量制限が存在する。これらを確認し、適切な発送方法を選ぶ。
- 送料の自動設定を避ける:
- メルカリは商品のサイズや重量に基づいて送料を自動設定するが、手動で設定することで正確な送料を反映できる。自動設定の際に誤差が生じる可能性があるため、手動で設定し直すことが重要。
- サイズオーバー・重量オーバーへの注意:
- 商品がサイズオーバーまたは重量オーバーとなると、通常の送料よりも高くなる。出品前にこれらのリスクを理解し、慎重に発送方法を選択する。
- 送料の異常を迅速に対処:
- 送料が異常な場合、速やかにメルカリ事務局に問い合わせて解決を図る。証拠となる資料を用意し、問い合わせ手続きを進めることが大切。
メルカリで送料が高くなる理由を総括
これまでの記事内容の総括します。