映画館で映画を観ていると、首や肩が痛くなることはありませんか?
大画面で映画を観るのは楽しいですが、長時間同じ姿勢でいることで、首や肩の筋肉が凝り固まってしまうのです。
首を長時間前に傾け続けることで、首や肩の筋肉が緊張し、血行不良を起こします。
東京医科大学でも血行不良が起こると、筋肉が疲労し、痛みを引き起こすと解説しています。
映画館の座席は、通常の椅子よりも高さが高く、画面が遠い位置にあるため、映画を見ていると首や肩に負担がかかってしまうことがあります。
そこで今回は、映画館で首が痛くなるのを防ぐための3つのコツをご紹介します。
このコツを押さえれば、映画鑑賞中に首や肩の痛みを感じにくくなり、より快適に映画を楽しむことができます。
ぜひ、これらのコツを参考にして、映画館で最高の映画鑑賞体験を味わってみてください。
参考リンク:東京医科大学
目次
首が痛くなる3つの原因
映画館で首が痛くなる原因は、主に以下の3つです。
映画館の座席の構造
映画館の座席は、一般的に背もたれが直角に折り曲がっており、首を前に突き出す姿勢になりやすいです。
また、座面が硬い場合や、座面と背もたれの角度が合っていない場合も、首に負担がかかります。
映画の長時間視聴
映画鑑賞は、長時間画面を見続けるため、首が凝り固まります。
また、映画の内容に集中していると、首や肩の筋肉が緊張しやすく、首の痛みにつながります。
映画館の照明
映画館の照明は、一般的に明るめに設定されています。
そのため、画面に集中しやすく、映画を楽しめる反面、首の筋肉が緊張しやすくなります。
映画館で首が痛くなるのを防ぐ3つのコツ
これらの原因を踏まえて、映画館で首が痛くなるのを防ぐための3つのコツをご紹介します。
首の負担を軽減する座席を選ぶ
座面の角度や高さを調整できる座席を選ぶことで、首の負担を軽減できます。
具体的には、リクライニングシートの座席で映画鑑賞する事です。
背もたれが後ろに傾けることが出来て、首に負担を掛けずに無理なく映画を観ることができます。
また、首を支えるクッションや枕を使うことで、首の筋肉の緊張を和らげることができます。
こまめに休憩をとる
1時間に1回程度、10分程度の休憩をとることで、首や肩の筋肉をほぐし、首の痛みを予防できます。
席を立ってストレッチをするのもおすすめです。
映画を見ている途中で、お手洗いのため席を立った時などでストレッチをしたり、首や肩をマッサージしたりするとよいでしょう。
映画を見逃したくない人も多いと思いますが、するかしないかで首の痛みの軽減に繋がります。
ネックピローを持参する
首が痛くなる原因であるずっと同じ姿勢をキープする事で、筋肉が凝り固まってしまうのでネックピローを使って負担を和らるのも良いです。
人間工学に基づいたネックピローは、飛行機など長時間同じ体勢をキープするときに有効な手段であるとされています。
ストレスがかかる部分のダメージを和らげることが出来る為、ネックピローを使用する事は首の痛み防ぐ事に有用です。
首が痛くならないベストポジション
映画館で首が痛くならないベストポジションは、スクリーンの中心から少し後ろの席です。
スクリーンの中心に座ると、画面全体を視野に収めることができ、首を左右に振る必要がありません。
また、少し後ろの席に座ることで、スクリーンの上部や下部が見えにくくなり、首を上にしたり下にしたりする回数を減らすことが出来ます。
具体的には、スクリーンの中心からやや後ろの位置に座るのがおすすめで、この位置では、画面全体を視野に収めることができ、首を左右に振る必要がほとんどありません。
また、スクリーンの上部や下部が見えにくくなり、首を上にしたり下にしたりする回数が減ります。
また、座席の選択も重要になります。
リクライニング機能付きの座席は、首や腰に負担がかかりにくく、快適に映画鑑賞を楽しむことが出来るので良いですね。
ただし、リクライニング機能付きの座席は、背もたれを倒しすぎると、首が前に傾きやすくなるので、背もたれを倒すときは、首が前に傾きすぎないように注意しましょう。
最後に、映画館に行く前に、首に掛かるストレスを軽減できるネックピローを持参すると良いです。
首や肩への負担が少なる事で、映画鑑賞後に首や肩が痛みが出ないようになります。
でかいスクリーンで自分で「見やすい」席選ぶのなんていつぶりやろ…(笑)映画館はど真ん中が好きです…スクリーンど真ん中&目線ど真ん中!首が痛くない(笑)!
— アサヒナ (@ms_asahina) February 22, 2023
映画刀剣乱舞、初回は誰にも気分を邪魔されず没入して観ようと思ったので、最前列ドセンターのリクライニングシート取ったんですけど、これ正解ですね。ここのリクライニングシート、普通の席と比べて隣との間隔がめっちゃ広い。椅子ふかふか。首痛くない。
— くらら (@clarchuman) January 18, 2019
首が痛くなるワーストポジション
映画館で首が痛くなるワーストポジションは、スクリーンの最前列の席です。
スクリーンの最前列や最前列に近い席は、首が痛くなりやすいです。
スクリーンの最前列は、画面が近すぎるため、スクリーンの上部がよく見えるため、首を上に上げないと画面を見ることができません。
見上げている動作が映画によっては2時間~3時間と続くため、首や肩に負担がかかりやすく、首が痛くなりやすくなります。
そうか、映画館なら最前で見れる可能性がある(首痛い)
— tomomi (@tomomi_swiftie) August 31, 2023
これなら一人映画も行けるな……
— トロ (@torotoro_tweet) June 9, 2020
ついでに見るとき首が痛くないようにしてほしい
どうしても若干下向いちゃうんだな、スクリーン目の前でも
※映画館の作りによって、ベストポジションの位置が違う場合があったり、映画によっては映画前に登壇イベントがあったりします。
最前列の方が登壇イベントをより間近で楽しむ事が出来るメリットもあります。
まとめ
映画館で首が痛くなる原因は、映画館の座席の構造、映画の長時間視聴、映画館の照明の3つです。
これらの原因を踏まえて、映画館で首が痛くなるのを防ぐための3つのコツは、以下のとおりになります。
- 首の負担を軽減する座席を選ぶ
- こまめに休憩をとる
- ネックピローを持参する
映画館で首が痛くならないベストポジションは、スクリーンの中心から少し後ろの席です。
また、映画館に行く前に、首や肩をほぐしておくと見る時の負担が軽減できます。
映画館で首が痛くなったら、休憩をとって首や肩をほぐしましょう。
映画館に行くときは、上記の3つのコツを参考に、首が痛くならない対策をしましょう。
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