大人気漫画「ゴールデンカムイ」の実写映画が、2024年1月19日に全国で公開されます。
『ゴールデンカムイ』北海道の先住民、アイヌが残した大金を巡り明治時代末期に繰り広げられる、サバイバルバトル漫画です。
今回は、実写映画ゴールデンカムイのロケ地はどこなのか知りたい人もいるのではないでしょうか?
そこで、どこで撮影が行われたのか調べました。
明治時代の北海道を舞台にした漫画作品です。
物語はフィクションではありますが、実在の場所がモデルになったシーンも多数出てきます!
そのためこの記事では、実写映画ゴールデンカムイのロケ地がどこなのか?
撮影が行われた場所について紹介していきます。
目次
実写映画ゴールデンカムイのロケ地を徹底調査!
実写映画ゴールデンカムイが2024年1月19日に全国で公開されます。
ゴールデンカムイは明治時代後期の北海道が舞台です。
そんな、ゴールデンカムイのロケ地の候補として、漫画で実際に登場した場所が撮影場所となっている可能性が高いと思われます。
漫画ゴールデンカムイは、アイヌに文化について詳しく書かれている事が特徴で、史実を踏まえたリアリティのあるアイヌたちが登場します。
実写映画のゴールデンカムイでも、アイヌ文化に触れていくと思っています。
そんなゴールデンカムイの映画ロケ地について、徹底解説していきます。
映画ゴールデンカムイの主要ロケ地はどこ?
実写映画ゴールデンカムイの主要ロケ地はどこなのでしょうか?
ロケ地を巡る事を聖地巡礼と呼ぶ人もいますが、映画「ゴールデンカムイ」にまつわる、聖地巡礼場所について紹介していきます。
小樽市総合博物館
ED76-509
— L.O.S.A.T. (@RJSI_HNA) June 7, 2023
ED75-501の試験結果を元に量産された北海道向けの交流電気機関車
小樽市総合博物館では車内も見学する事ができ、運転台や車内に設置された交流機向けの主変圧器やサイリスタ、交流発電機なども見る事ができた。
こちらもED75-501と同じくPCBの問題のため解体される予定 pic.twitter.com/kf5X1JQutQ
小樽総合博物館では、漫画ゴールデンカムイで、乗り込んだ蒸気機関車が展示されています。
名前は、しずか号と呼ばれていて、杉本佐一とアシリバらが金塊の謎を追う為に、乗り込みました。
車内に入る事は出来ませんが、作中で登場したしずか号を見る事が出来ます。
週刊「ヤングジャンプ」に連載中の「ゴールデンカムイ」に当館の「しづか」号と一等客車「い1号が登場しました。
— 小樽市総合博物館 (@OtaruMuseum) April 12, 2021
物語では、札幌停車場から乗り込んだシーンで「次回に」となっていますので、まだしばらく、使っていただけそうです。 pic.twitter.com/Pm2NKdIfAP
小樽市鰊御殿
金カム聖地ということで鰊御殿行ってきたよ〜
— 紫乃 (@shino_mhr) April 12, 2020
アシリパさんいた笑 pic.twitter.com/VfGsKTKeVT
鰊御殿(にしんごてん)は、「北海道有形文化財鰊漁場建築」として、文化財となっている歴史的建物です。
外観は大規模な切妻造りで、煙出しを兼ねた天窓、漁夫用と親方用の二つの玄関、内部は親方の居住空間と漁夫の空間が土間を挟む形で併存していて、漁夫用部分には寝所の作りつけが特徴です。
元々は、明治30(1897)年、西積丹の古宇郡泊村に建てられました。
その後に、昭和33(1958)年、当時創立70周年を迎えた、北海道炭鉱汽船株式会社が現在地に移築復元しました。
今では、観光スポットになっていて、入館する事が出来ます。
春から秋の間は鰊御殿は開館していますので、来館してみてはいかがでしょうか。
網走刑務所(網走監獄)
網走は一昨年の北海道周遊時に訪問したんだけど、ちょうど金カム2期放送時で網走刑務所とタイアップしてました。 pic.twitter.com/AGxKrwJsBk
— 天満 (@tenmayell_103) October 27, 2020
網走刑務所は、ゴールデンカムイの作中のあった場所からは、移転されます。
現在は、実際に刑務所として使用されていた建物をそのまま博物館として保存・公開中です。
そのため、網走監獄は北海道の有名観光スポットの一つになっています。
ちなみに作中では、埋蔵金の在処を知った囚人に刺青人皮を行った、のっぺらぼうが収監される監獄として登場します。
群馬県館林市
頭のこの位置に怪我ってことはもしかして網走までやる…?と思ったけど撮影場所は群馬県館林市…🤔
— ゴールデンカムイまとめ (@gk_matome) September 1, 2023
山﨑賢人に眞栄田郷敦! キャスティング発表の『ゴールデンカムイ』本誌が目撃していた大規模ロケ現場 | Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌] https://t.co/6EdbzQFbug #SmartFLASH
ビッグニュースでしょ〜😁
— Teru Teru (@TeruTer06287429) September 2, 2023
映画「ゴールデンカムイ」の撮影が館林市の公園で行われました。是非皆様劇場にお越し下さい😁 https://t.co/m6FzD4Ekvr
映画の撮影として群馬県館林市でロケが行われた事について、9月のニュースで報道されました。
ロケは完全シークレットで、広大な公園で撮影が行われたようです。
エキストラ募集についても伏せたままで、役柄は『明治時代/兵士』としか記されず、現地に行くまでどんなシーンか分からなかったようです。
残念ながら、ニュース記事では「広大な公園」としかないため、特定は出来ませんでしたが、群馬県館林市の広大な公園という事で多々良沼公園ではないかと推測します。
スタジオセディック庄内オープンセット(山形県)
庄内で美味しいもの食べ歩いて、久々にカメコしてきました(※まんばちゃんが写っています)
— 古池 (@Null_kik) October 8, 2023
スタジオセディック(庄内映画村)、10年ぶり位にお邪魔しましたが、金カムもロケ地だったようで大変楽しみです。 pic.twitter.com/i9bkkedJIL
スタジオセディック庄内オープンセットは、様々な映画の撮影やドラマで使われているロケ地です。
山形県鶴岡市羽黒町川代字東増川山102にある映画の撮影のために、建てられたセットをそのまま保存し一般公開しているテーマパークの側面もある撮影所です。
例えば、最近の映画では、北野武監督の「首」もスタジオセディック庄内オープンセットで撮影が行われました。
観光スポットとしての魅力
今回ご紹介した、ロケ地には群馬県の舘林市のロケ地を除けば、全て観光スポットとして楽しむ事が出来ます。
- 開館時間:午前9時30分から午後5時
- 休館日:本館は火曜日(祝日の場合は翌平日)・運河館は無休
- 入館料(本館):一般 400円(冬期300円)、高校生・市内在住の70歳以上の人 200円(冬期150円)、中学生以下無料
- 運河館:一般 300円、高校生・市内在住の70歳以上の人 150円、中学生以下無料
小樽市総合博物館は共通入館料や年間パスポートも販売しています。
共通入館料は2日間有効で、一般 500円、高校生・市内在住の70歳以上の方 250円になります。
また、手宮洞窟保存館にも入館できます。
年間パスポートは、1年間本館、運河館に何度でも入館できて、一般 1000円、高校生・市内在住の70歳以上の方 500円になります。
年間パスポートでも、手宮洞窟保存館にも入館できます。
- 開館時間:午前9時30分から午後5時
- 開館期間:4月8日(土)〜11月23日(木・祝)
- 入館料(本館):一般 300円(団体240円)、高校生・市内在住の70歳以上の人 150円(団体120円)、中学生以下無料
JR小樽駅から中央バス『おたる水族館』行きに乗車して終点下車(25分)後、徒歩5分の場所にあります。
- 開館時間:午前9時30分から午後5時
- 休館日:12/31・1/1
- 入館料(本館):大人1,500円、高校生(学生証必要)1,000円、小中学生750円、団体割引20名様以上 2割引、福祉料金750円、網走市民割引2割引、インターネット割引10%OFF
携帯・スマートフォンでこちらの画像をコピーして提示すると割引になります。
他にも障がい者手帳を持っていると福祉料金で入館する事が出来ます。
- 営業時間:(4月下旬~9月30日)午前9時30分から午後5時、(10月1日~11月中旬)午前9時30分から午後4時
- 休館日:期間中は無休
- 入場料金(個人):大人(中学生まで)1,300円、小学生900円、幼児以下は無料
- 入場料金(団体20名以上):大人 1,000円、小学生600円、幼児以下は無料
周遊バス乗車券や、貸切バス、案内ガイドも予約する事で、利用する事が出来ます。
原作のどこまでを実写映画にしたのか?
実写映画「ゴールデンカムイ」は、尺の都合上5巻前後で纏めるのではないかと思います。
例えば、同じ実写映画された「るろうに剣心」や「キングダム」では、以下のようになっています。
映画タイトル | 上映時間 | 原作の巻数 |
るろうに剣心 | 134分 | 約5冊分 |
るろうに剣心 京都大火編 | 139分 | 約6冊分 |
るろうに剣心 伝説の最期編 | 135分 | 約5冊分 |
るろうに剣心 最終章 The Final | 138分 | 約8冊分 |
るろうに剣心 最終章 The Beginning | 137分 | 約3冊分 |
映画タイトル | 上映時間 | 原作の巻数 |
キングダム | 134分 | 約5冊分 |
キングダム2 遥かなる大地へ | 134分 | 約3冊分 |
キングダム 運命の炎 | 129分 | 約4冊分 |
原作をそのままにするか、オリジナルの演出やストーリーを追加する可能性や、エピソードの省略があると思いますが、おおよそ5冊分を映画化すると予想しています。
後は、映画公開後の売上によって続編シリーズになるか決定すると思います。
ゴールデンカムは、大人気漫画ではありますが、万人受けする作品内容ではなく、どちらかと言えば、マニアックな作品になると思います。
ゴールデンカムイは、登場人物の個別の描写が非常に充実している作品です。
1本の映画に全てを人物描写をするには、時間が足りません。
そして、作品の濃度を上げようとすると、物語のテンポが進みませんし、濃度を下げると中身のないダイジェストになってしまいます。
どんな映画に仕上がっているのか楽しみですね。
また、原作をあらかじめ知っておく事で、映画を見た時に話しの内容に置いていかれずに済みます。
まだ読んだことがない人は映画を見る前の予習として購読しておくと、映画をより楽しむ事が出来ますよ。
実写映画ゴールデンカムイのロケ地のまとめ
ゴールデンカムイは漫画で2500万部売り上げた作品で、アニメも1期から4期まで放送されました。
アイヌ文化に深く関わる作品で、作品を通してアイヌについて知ることが出来ます。
実写映画化されたゴールデンカムイの、撮影場所として、作中で登場した蒸気機関車が展示してある、小樽市総合博物館、小樽市鰊御殿、網走刑務所等がある北海道がロケ地だったことが分かりました。
また、他の撮影場所として、ニュースで取り上げられた群馬県館林市の公園や、山形県のスタジオセディック庄内オープンセットも、撮影場所のロケ地として取り上げられました。
観光スポットとして入館・入場する事が出来る施設なので、この機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
そしてより作品を理解出来て楽しめるように、コミックやアニメを視聴してみる事もおすすめです。