神域リーグ2024が6月24日に第4節が開催されました。
本記事では、神域リーグ2024の第10試合から第12試合の結果について紹介しています。
神域リーグ2024の第3節ハイライトはこちらです。
今節の欠番は、現在トップのチームアトラスが、お休みになっています。
第3節ではチームアトラスは1位・2位・1位で結果大きくスコアを稼ぐことに成功しました。
また、第1節では大きなマイナスとなったチームアキレスは、第3節でゴモリーさんが3連投して2位・1位・2位のスコアを出して、第1節の大きなマイナスをほぼ完済できました。
第4節ではどのような展開になったのか試合経過と結果を解説していきます。
また現在では、出場している監督はチームアトラスの村上淳監督以外が成績が振るっていません。
今節では、チームグラディウスの渋川難波監督が出場する可能性が高いと予想しています。
これまでの試合や前大会についてはこちらでご覧ください。
目次
第10試合の経過と結果
第10試合はチームグラディウスからは、渋川難波監督が初出場。
チームゼウスからは、桜凛月さんが出ます。
第7試合で上りこそしなかったけど、九連宝燈の聴牌をしました。
チームヘラクレスからは、前年の神域リーグ2023でルーキー枠から神域リーグ2024でエースになった緑仙さんが出ます。
チームアキレスからはえるさんです。
第6試合では牌と上手く噛み合いませんでしたが、リベンジなるか見どころです。
試合経過
東1局で起家はチームグラディウスの渋川難波監督になります。
すぐに仕掛けたのは、えるさんで白をポンして、さらに2回鳴いてあっと言う間にドラの5萬子と3索子待ちの聴牌。
緑仙さんも8萬子をポンして萬子の染め手狙いのイーシャンテン。
えるさんがドラの5萬子を自摸って8,000点の加点で先制トップ。
東2局で親番はチームゼウスの桜凛月さんになります。
えるさんがドラの白を対子で鳴けばまた満貫になる手。
ただ、手が良く早いのは桜凛月さん。
中を暗刻の状態で、自摸ですぐにイーシャンテンとなり聴牌間近。
すぐに7索子待ちの聴牌になるも変化を狙ってダマ聴を選択。
すぐに緑仙さんから出たドラの白をえるさんがポン。
2巡待ったあとに桜凛月さんが自摸切りリーチ。
7索子は山1枚と緑仙さんが2枚。
緑仙さんが6索子を引いた事で7索子が浮きましたが、別の牌を打って回避。
その結果、最後の7索子を緑仙さんが引き入れて6・9筒子待ちのダマ聴牌。
そのまま流局となり、2人聴牌となり1本場になりました。
東2局の1本場で渋川難波監督と桜凛月さんにドラの1索子が対子の状態。
もちもちなので両者難しい手。
局の終盤で緑仙さんが聴牌して6・9索子待ちのリーチ。
6索子はえるさんが1枚と山に1枚。
9索子もえるさんに1枚と山に1枚の状態。
自力で6索子を自摸上り、緑仙さんが満貫上りで親番の次局に。
東3局でチームヘラクレスの緑仙さんが親番です。
手が良いのは緑仙さんと渋川難波監督。
先に仕掛けたのは、渋川難波監督で中を鳴いて聴牌にできましたが、聴牌取らず。
中・ドラ2・赤ドラ1で満貫確定していましたが、跳満以上狙い。
その隙に緑仙さんが聴牌となり3・8筒子のシャボ待ちに。
3筒子は渋川難波監督が1枚と山1枚。
8筒子は渋川難波監督に2枚あるので純カラ。
同順で渋川難波監督も2・5筒子待ちの聴牌。
2筒子はえるさんに1枚と山3枚。
5筒子はえるさんと桜凛月さんに1枚と山1枚。
2筒子を自模った桜凛月さんと浮いた状態のえるさんがそれぞれ振り込む可能性がありましたが回避。
結果、緑仙さんが2筒子を自模り、渋川難波監督に放銃。
東4局でチームアキレスのえるさんが親番となります。
配牌が良いのはえるさんと緑仙さん。
えるさんは發の対子とドラが1枚で鳴いても上がれる手。
緑仙さんは配牌時点でイーシャンテンで早くにリーチが可能な手。
緑仙さんが1索子を暗槓して数順で聴牌してリーチ。
自摸上りで、リーチ・自摸・三暗刻で満貫確定の手。
待ち牌は2・4筒子で2筒子は山1枚で4筒子は渋川難波監督に1枚と山1枚。
次に聴牌してのは桜凛月さんで、6・9索子の混一色・白・赤ドラ1の手。
6索子はえるさんに2枚と山1枚で9索子は山1枚のみ。
誰も最後まで当たり牌を引かず振り込まずで2人聴牌の流局で後半戦に。
後半戦の南1局で親番は渋川難波監督です。
前半戦が終わっても場が平らの状況。
まず速攻で鳴いて仕掛けたのは、桜凛月さんで南をポンしてダブ南に。
その後に緑仙さんとドラの1索子を対子でもちもちに。
全員の牌が良いですが、先に聴牌できたのは緑仙さん。
2・5筒子待ちで2筒子は桜凛月さんに1枚で、5筒子は山に2枚。
渋川難波監督も聴牌して、4萬子を切って追っかけ。
次の桜凛月さんも聴牌になった事で浮いていた2筒子を振り込んでしまい跳満放銃。
緑仙さんが点数が抜けて1位に。
南2局で親番は桜凛月さんです。
好配牌は緑仙さんで、ドラが赤含めて4枚で上がれば満貫確定の手。
4巡目にイーシャンテンに。
えるさんも配牌が良くイーシャンテン。
先にリーチをしたのはえるさんで2・5・8萬子の3面張。
2萬子は渋川難波監督に1枚と桜凛月さんに2枚。
5萬子は渋川難波監督が1枚と山1枚。
8萬子は緑仙さんに2枚と山2枚。
緑仙さんが聴牌になって事で、2萬子を振り込み放銃。
南3局で緑仙さんが親番です。
緑仙さんと桜凛月さんが南の対子で持ち持ちに。
えるさんが索子と發の混一色の染め手狙い。
緑仙さんから發をポンして、混一色のイーシャンテンに。
最初に聴牌してのは、えるさんで1索子を引き入れて5・6索子待ちの聴牌。
6索子は緑仙さんと桜凛月さんの2枚持ち持ちで5索子は山3枚。
桜凛月さんが5索子を引き入れて残り2枚。
桜凛月さんは聴牌なってしまったことで、6索子を振り込んで満貫放銃。
南4局でえるさんが親番になります。
現在のトップはえるさんで2位の緑仙さんとの差が1,500点で上がり次第では入れ替えが起こる点数状況。
緑仙さん速攻のリーチで6・9索子待ち。
どこからでも上がればトップになれる大チャンス。
すぐに自力で9筒子を自摸って緑仙さんの逆転勝ちで終了。
試合結果と順位
- チームへラクレス:緑仙
- チームアキレス:える
- チームグラディウス:渋川難波
- チームゼウス:桜凛月
第11試合の経過と結果
雀魂の魂天で雷漢戦の優勝経験があるチームアキレスの咲乃もこさん。
チームヘラクレスからは前試合1位で連投の緑仙さん。
チームゼウスからは神域リーグ2023のMVPの空星きらめさんさん。
チームグラディウスには雷漢戦優勝経験がある因幡はねるさん。
で神域リーグ2023のチームヘラクレス+咲乃もこになっています。
試合経過
東1局でチームアキレスの咲乃もこさんが親番です。
手が良いのは咲乃もこさんと緑仙さん。
緑仙さんはドラ2・赤ドラ1の手が高くなる手。
鳴いて仕掛けたのは咲乃もこさん。
因幡はねるさんから出た赤5索子をチー。
同順で緑仙さんが、3・6索子待ち聴牌に。
上がることが出来れば、満貫以上が確定しいる高打点の手。
3索子は山一枚と空星きらめさんに1枚。
6索子は山3枚ある状態。
咲乃もこさんが6索子を自模りますが、打たず放銃を回避しましたが、緑仙さんが自力で3索子を自模って12,000点の跳満に。
東2局親番はチームヘラクレスの緑仙さんです。
緑仙は配牌が良くありませんでしたが、自摸が良く5巡目でイーシャンテンに。
空星きらめさんも自摸が良く、リーチが出来そうな手配。
先に聴牌したのは緑仙さん。
有効牌を引きまくり、無駄自摸なしであっと言う間に聴牌に。
3・6・9萬子待ちの3面張のリーチ。
3萬子は山3枚。
6萬子は空星きらめさんに2枚と山2枚。
9萬子は因幡はねるさんに1枚と山3枚で非常に大チャンス。
因幡はねるさんが6・3萬子と引いてしまう。
上りに向かうなら不要な牌でしたが、別の牌を打って放銃を回避。
その隙に打ち回していた空星きらめさんが聴牌。
待ちが4・7萬子で4萬子が山2枚。
7萬子が咲乃もこさんと緑仙に1枚と山1枚。
咲乃もこさんが9萬子を引き入れたのを振込回避しましたが、緑仙が自力で自模って1本場に。
東2局1本場で手が良いのは空星きらめさん。
あっと言う間にドラ3赤ドラ1のタンヤオで満貫の手役。
6巡目に2萬子を鳴いて、5萬子待ちの聴牌に。
咲乃もこさんに1枚と山2枚。
そこから3萬子を引いて変化して2・5萬子待ちで待ち牌を1枚プラスに。
因幡はねるさんも東を鳴いてしばらくして7筒子待ちの聴牌に。
山に1枚と緑仙さんに1枚。
そこから咲乃もこさんも聴牌して1・4索子待ちでリーチをしましたが、空星きらめさんが5萬子を自摸って次局になりました。
東3局親番はチームゼウスの空星きらめさんです。
手が良いのは空星きらめさんで、東が対子のドラが2つ。
3色同順も狙える手。
因幡はねるさんや咲乃もこさんも手が良かったが、先に聴牌したのは空星きらめさん。
東と萬子を鳴いて5・8索子待ちの満貫手。
上がれば4,000点オールになるチャンス。
5・8索子ともに山3枚もある状態。
東3局1本場で親番は継続して空星きらめさんになります。
配牌には緑仙さんが、東と南の対子、空星きらめさんには西と北の対子。
早速、緑仙さんに東の対子から因幡はねるさんから東をポン。
空星きらめさんは役がない西を切って北を雀頭に。
先に聴牌したのは緑仙さんで索子に鳴きから4・7筒子待ちの聴牌。
続いて咲乃もこさんが2鳴きから發と5萬子待ちの聴牌に。
しかし役が無いので上がることが出来るのは、發が出た場合のみ。
上がったのは咲乃もこさんで、空星きらめさんから發を討ち取り、8,000点の加点して東4局へ。
東4局で親番はチームグラディウスの因幡はねるさんになります。
4巡目で仕掛けたのは緑仙さん。
風牌でドラである西を鳴いて早速満貫以上確定の手が入り、手は既にイーシャンテン。
自摸にも恵まれて緑仙さんは7巡目に6・9筒子待ちの高速聴牌。
そのすぐに空星きらめさんも聴牌してリーチ。
2・3筒子待ちのシャボ待ちだが、山に3筒子が1枚と因幡はねるさんに2筒子が1枚のみ。
結果は、空星きらめさんが9筒子を引いて放銃するという結果になりました。
後半戦に突入して南1局で親番は咲乃もこさんになります。
配牌は咲乃もこさんが筒子の染め手を狙える良い手。
早速、字牌とドラを含めた萬子を切って染め狙い。
5巡目に因幡はねるさんから6筒子を鳴いて聴牌。
待ちは変則4面張で、2・3・5・6筒子待ち。
空星きらめさんから3筒子を討ち取って18,000点の跳満直撃。
南1局1本場で配牌が良いのは咲乃もこさんと緑仙さん。
咲乃もこさんは2巡目で既にイーシャンテン。
緑仙さんは、早さで一歩及ばないものの、南対子で鳴いてW南で上がれる手。
6巡目で咲乃もこさんが聴牌して、2萬子・4索子待ちのリーチ。
山に0枚で緑仙さんに4索子2枚と2萬子1枚で空星きらめさんに2萬子1枚の状況。
安全牌が無かった空星きらめさんが振り込む危険がありましたが、何とか躱して筒子の鳴きから5筒子と7萬子待ちの聴牌に。
そこに咲乃もこさんが5筒子を引いて放銃となりました。
南2局で親番は現在トップの緑仙さんになります。
自摸が良いのは緑仙さん9巡目にリーチしましたが、ほとんど不要牌が無い好自摸で圧倒間。
5・8萬子待ちでダマ聴牌。
また、空星きらめさんも7巡目にリーチで3索子待ち。
3索子は咲乃もこさんと因幡はねるさんと山に1枚ある状態。
特に咲乃もこさんは萬子の染め狙いなので、上りに行く場合は出る可能性が高い。
上がったのは緑仙さんで、リーチした空星きらめさんが8萬子を引いてしまい12,000点の放銃で箱下に。
南2局2本場で親は継続して緑仙さんになります。
配牌が良いのは緑仙さんで、ドラが既に2枚ある手。
現在2位の咲乃もこさんは打点の高い萬子の染め手狙い。
最初に聴牌したのは因幡はねるさん。
5・8索子待ちのリーチで5索子は山2枚と緑仙さんと空星きらめさんに1枚、8索子は山と緑仙さんに1枚という状況。
緑仙さんも聴牌しましたが崩し、その後に1索子を引き入れて7索子待ちの聴牌。
一気通貫が出来たことに加えて、7索子が出た後だったので、空星きらめさんが緑仙さんに放銃。
南2局2本場になります。
緑仙さんの勢いが止まらず、変わらず好自摸で上がりそうな気配。
そこに空星きらめさんが6巡目に一気通貫確定の1・4索子待ちのリーチ。
自力で自摸上り跳満となり、南3局になります。
南3局で空星きらめさんが親番です。
最初に聴牌したのは因幡はねるさん。
2・5索子待ちリーチで加点を狙う。
ただ、2索子は山0枚で緑仙さんに3枚。
5索子が山1枚で緑仙さんと咲乃もこさんに1枚ずつで使用されてる状況。
そして緑仙さんも2・5筒子待ちで聴牌。
ダマ聴でリーチを掛けずで5筒子は山1枚、2筒子は空星きらめさんに2枚の状況。
最後の5筒子は咲乃もこさんが引いて振り込まず。
流局まで決着がつかず2人聴牌になりました。
南4局で因幡はねるさんが親番です。
手牌が良いのは因幡はねるさんで、白が対子のイーシャンテン。
すぐに白を咲乃もこさんから鳴いて7萬子待ち聴牌。
すぐに7萬子を自力で自模って1本場に。
南4局1本場で因幡はねるさんは連荘狙いですぐに發を鳴いて役を確定。
先に聴牌したのは咲乃もこさん。
2鳴きから5・8萬子待ちのタンヤオ・ドラ1の手。
すぐに空星きらめさんにも3萬子待ちの混一色のダマ聴牌。
1巡後に自摸切りリーチする空星きらめさん。
同順に赤5筒子を引いて入れ替えた咲乃もこさんに、空星きらめさんが赤5萬子を引いてしまったことで満貫放銃。
試合終了となりました。
試合結果と順位
- チームヘラクレス:緑仙
- チームアキレス:咲乃もこ
- チームグラディウス:因幡はねる
- チームゼウス:空星きらめ
全体的に空星きらめさんが、相手の当たり牌を悉く掴んでしまう試合でした。
第12試合の経過と結果
第12試合は、チームヘラクレスのもう一人の新人である長尾景さんが初出場します。
対局相手が、チームゼウスとチームグラディウスの監督である鈴木たろう監督と渋川難波監督。
チームアキレスは連投で上り調子の魂天、咲乃もこさんに囲まれた卓になりました。
試合経過
東1局の起家はチームゼウスの鈴木たろう監督になります。
最初に聴牌したのは長尾景さん。
3索子待ちの聴牌ですが、役が付かないので変化狙ってのダマ。
3巡ほど待ったあと自摸切りでリーチ。
3索子は鈴木たろう監督に2枚と山に2枚。
咲乃もこさんが追い付いて、3・6萬子待ちのダマ聴を選択。
同巡に長尾景さんが3索子を自摸上り。
東2局親番はチームアキレスの咲乃もこさんです。
チャンス手が入ったのは、咲乃もこさんで配牌時点で、ドラが3つもある状態。
先に動いたのは咲乃もこさんで鈴木たろう監督が打った東をポン。
してW東・ドラ3の満貫確定のイーシャンテンに。
すぐに4・7筒子待ちの聴牌に。
4筒子は鈴木たろう監督に2枚と山2枚、7筒子は山3枚ある状態。
追いかけるように渋川難波監督も聴牌。
3・6索子の待ちで長尾景さんと咲乃もこさんが3・6索子を一枚づつ。
鈴木たろう監督が6索子を1枚持っていて山に1枚づつある状態。
そこから長尾景さんが3索子を引いて止めたことで、渋川難波監督の上り目がほぼない状態に。
今度は咲乃もこさんの当たり牌である7筒子を引きとめることが出来ず、長尾景さんが満貫放銃となりました。
東2局1本場で手が早そうなのは渋川難波監督。
4巡目の段階で七対子のイーシャンテン。
なかなか聴牌する選手が出ない中で、仕掛けたのは咲乃もこさん。
4索子をチーして2筒子と8索子待ちの聴牌。
山0枚で2筒子は鈴木たろう監督に1枚、8索子が渋川難波監督に2枚ある状態。
手が進んだことで鈴木たろう監督の2筒子が浮いて、咲乃もこさんに放銃となりました。
東2局2本場になります。
チャンス手は手牌が良さそうで、東と南が対子になっている長尾景さん。
先に仕掛けたのは、渋川難波監督で風牌ではない西をポン。
字牌の後付けか染め手を狙って相手を牽制した仕掛け。
聴牌まで行けずと判断した渋川難波監督が、さらに12巡目に5索子を敢えて切って、周りに圧力をかける。
数巡後に鈴木たろう監督が中をポンして4・7筒子待ちの聴牌。
4筒子は咲乃もこさんに1枚のみで、7筒子は山1枚と渋川難波監督に1枚。
鈴木たろう監督が自力で7筒子を自摸上りして東3局に。
東3局で親番はチームグラディウスの渋川難波監督になります。
面白い手が入っていくのは咲乃もこさん。
配牌からの自摸が縦に伸びて、対子や暗刻の形となり四暗刻も見える手に。
赤5筒子を自模りますが、自摸切りで形崩さずに四暗刻狙いを継続。
渋川難波監督から1萬子が出たことで、四暗刻を諦めてポンからの2・9筒子待ちの聴牌に。
上がれば対々和、ドラ2の手で2・9筒子ともに山1枚と2筒子を長尾景さんが1枚所持ている状態。
長尾景さんの2筒子は浮いていますが、ドラ牌なので出にくい形。
そこから、鈴木たろう監督も鳴いて3・4・6萬子待ちの変則3面張。
3萬子は渋川難波監督に1枚で4萬子は山1枚、6萬子は山3枚で上がれるチャンス。
長尾景さんが最後の2筒子を引き入れてリーチ。
同巡で咲乃もこさんが6萬子を引いて鈴木たろう監督に放銃する事になりました。
東4局でチームヘラクレスの長尾景さんが親番になります。
まず仕掛けたのは、白を鳴いた咲乃もこさん。
そこからさらに9萬子を鳴いて、8筒子・9索子待ちの聴牌に。
8筒子は山2枚で9索子は渋川難波監督に1枚と山1枚。
渋川難波監督が8筒子を引きましたが振り込み回避しましたが、咲乃もこさんがラストの9索子を自摸上り。
南1局で後半戦に突入します。
親番は鈴木たろう監督になります。
先に聴牌したのは鈴木たろう監督で、7巡目に6・9索子待ちで親リーチ。
6索子が咲乃もこさんに1枚と山3枚、9索子は山2枚になります。
しかし、長尾景に6索子が1枚吸収。
咲乃もこさんが6索子周りの8索子を切って、7索子を自摸切りして放銃の危険が高かったですが、6索子を自模り、対子となった事で振込回避。
そして1・4萬子待ちのダマ聴に。
4萬子は渋川難波監督が1枚、山に2枚と1枚。
すぐに渋川難波監督が1萬子を引いて振込放銃。
南2局で咲乃もこさんが親番になります。
配牌が良いのは咲乃もこさんで、タンヤオ・ドラ1のイーシャンテン。
しかも、2巡目で頭が出来て完全イーシャンテンの良い形。
対抗できそうなのが、鈴木たろう監督で赤ドラ3のタンヤオを鳴いて作れる手。
また、長尾景さんも手が良く2巡目でイーシャンテンに。
しばらく3者ともに手が進まない場が続きましたが、鈴木たろう監督が長尾景さんから6筒子を鳴いてイーシャンテンに。
そこに咲乃もこさんが8筒子を自模り、5・8萬子待ちの親リーチ。
5萬子は鈴木たろう監督に1枚と山2枚で、8萬子が鈴木たろう監督・長尾景さんに1枚ずつと山1枚。
鈴木たろう監督から浮いて出た8萬子を討ち取って12,000点の加点。
咲乃もこさんが5万点超えのデカトップに。
南2局1本場で配牌が良いのは変わらず咲乃もこさん。
萬子の一気通貫や三色同順が作れそうな良い手。
仕掛けをしたのは、鈴木たろう監督で9索子をポンからすぐに5・8索子待ちの聴牌に。
中のみですが、親を流すことが目的の一手。
すぐさま渋川難波監督も5萬子待ちのダマ聴牌で変化を期待。
タンヤオ・ドラ1からリーチや平和を付ける満貫狙い。
次巡で渋川難波監督が狙い通りの7萬子を自模り、5・8萬子待ちのリーチ。
5萬子は咲乃もこさんと鈴木たろう監督が1枚ずつと山2枚、8萬子が長尾景さんに1枚と山1枚。
上がったのは鈴木たろう監督で自力で自摸上がって南3局に。
南3局で渋川難波監督が親番になります。
手が入ってのは長尾景さんで4巡目で7萬子待ち。
しかし役が無いので、手変わりを期待してのダマ聴牌で様子見。
そして、5萬子を自摸ったことで4・7萬子待ちに変化して先制リーチ。
4萬子は渋川難波監督に1枚と山2枚、7萬子も渋川難波監督に1枚と山3枚のチャンス手。
咲乃もこさんに7萬子、渋川難波監督に4萬子を1枚吸収。
鈴木たろう監督も7萬子を1枚吸収して、上がり牌が激減。
点棒が欲しい鈴木たろう監督が2筒子を鳴いて、6萬子待ちの聴牌に。
状況は動かずに流局となり2人聴牌になり、南4局のオーラスになります。
南4局で長尾景さんが親番です。
自摸が良いのは長尾景さん。
5巡目でイーシャンテンとなり、連荘して順位を上げたいところ。
鳴いて仕掛けたのが、鈴木たろう監督でタンヤオ・ドラ1で上り2位で終わらす狙い。
長尾景さんも鳴いて4・7筒子待ちの聴牌。
サクッと渋川難波監督から7筒子を討ち取り、2位から4位の団子状態から少し抜けて2位になり1本場に。
南4局1本場で手が良いのは、また長尾景さん。
トップの咲乃もこさんは降り打ちで気味。
その隙に長尾景さんが2度鳴いて6萬子待ちの聴牌に。
鈴木たろう監督も鳴いて3・6索子待ちの聴牌になりますが、長尾景さんの6萬子を自摸って放銃したことで、鈴木たろう監督はラスに転落して2本場になります。
南4局2本場で手が早いのは渋川難波監督。
北を鳴いて役を付けて試合を3着で終わられる狙い。
咲乃もこさんは渋川難波監督にアシストして、終わらせる狙い。
鈴木たろう監督が5・8萬子待ちのダマ聴牌になりましたが、咲乃もこさんが渋川難波監督に差し込みをして試合終了となりました。
試合結果と順位
- チームアキレス:咲乃もこ
- チームヘラクレス:長尾景
- チームグラディウス:渋川難波
- チームゼウス:鈴木たろう
上級者に囲まれた初出場の長尾景さんが、大健闘した試合でした。
まとめ
いかがだったでしょうか?
神域リーグ2024第4節は、チームヘラクレスが1位・1位・2位で大きく加点をする結果になりました。
監督を除いて全員がプラスポイントなのが大きいですね。
また、チームアキレスも2位・2位・1位と加点してマイナスポイントからプラスに浮上になりました。
初戦でワーストスコアを作った咲乃もこさんの調子が戻って復活したのも大きな要因だと思います。
逆にチームグラディウスとチームゼウスがオール3位と4位で大きくスコアを落としていますが、残りの試合次第で、十分優勝を狙うことが出来ます。
神域リーグ2024は、監督陣の成績がなかなか振るわない内容になっていますね。
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