神域リーグ2023決勝戦!どのチームが優勝したのか解説します。
今回対局するチームは、チームポイントを1位のチームヘラクレスをはじめ、チームアキレス、チームアトラス、チームグラディウスの4チームになります。
チームゼウスはセミファイナルで敗退したので、抜け番になります。
前回の神域リーグ2023のセミファイナルのハイライト動画はこちらになります。
ファイナルで勝利したチームが優勝となり、個人MVP等の個人賞も確定します。
本記事では神域リーグ2023決勝戦で優勝したチームの結果とハイライトを解説していきます。
目次
ファイナルの試合方式
神域リーグファイナルはセミファイナルと同じ試合形式になります。
まず対局する試合が各チームの成績順で決まっていて、第1試合はチーム3位の選手同士で、第2試合がチーム2位の選手同士、第3試合がチーム1位の選手同士の対局となります。
監督は対局が出来ない、チーム選手同士の着順を知らされない、以上の事により緊迫した勝負を繰り広げる事になります。
ファイナルで対局する段階で、レギュラーシーズンのスコアの半分が付加された状態で戦います。
そのためチームポイント1位のチームと、4位のチームでは対局の前段階から差が付いている状態になります。
下位のチームはトップを取るか、上位のチームの着順を沈めないと勝利する事が厳しい戦いとなります。
チームの持ち込みポイントは以下の状態になります。
ファイナル第1試合のハイライト
ファイナル第1試合はチーム成績3位の選手同士がぶつかります。
対局相手はチームグラディウスからは風見くくさん、チームアトラスからは歌衣メイカさん、チームアキレスからは渋谷ハルさん、チームヘラクレスは緑仙さんになります。
チームポイント最下位のチームグラディウスは着順を1位か2位にして繋げたいところ、チームアキレスとチームアトラスはチームトップが射程圏内にありますね。
ヘラクレスよりも着順を上にするように立ち回るのではないでしょうか?
ハイライト
東1局親番は歌衣メイカさんになります。
開幕の一発目は歌衣メイカさんが二盃口のリーチを一発で自摸上りで、倍満からスタート。
親かぶりした風見くくさんは苦しい立ち上がりで東2局になります。
東2局歌衣メイカさんが親番です。
渋谷ハルさんが白・南を鳴いて混一色の2・5索子の聴牌しましたが、緑仙さんが1・4萬子聴牌のリーチに一発で振込み8,000点の失点をして東3局へ。
東3局親番は渋谷ハルさんです。
緑仙さんが2・5索子待ちの聴牌に即リーに対して、聴牌していた渋谷ハルさんが3,900点を振り込んで東4局に。
東4局親番は緑仙さんです。
渋谷ハルさんが7筒子待ちのリーチに対して、緑仙さんが鳴いて2萬子・2筒子待ちのタンヤオに聴牌した結果、歌衣メイカさんが緑仙さんに振込み1本場に。
歌衣メイカさんが西と4索子の鳴きから6・9索子聴牌を自力で自摸上り。
2,000点を加点して南入します。
南1局で現在のトップは東1局で跳満16,000点を上がった歌衣メイカさんです。
歌衣メイカさんが西単騎の七対子の先制リーチに対して、渋谷ハルさんが西を対子で確保しました。
風見くくさんが3・6・9索子のフリテンリーチに対して、回避するために歌衣メイカさんに西を振り込んで南2局に。
南2局親番の歌衣メイカさんが速い鳴きの聴牌に緑仙さんが振り込んで1本場に。
南2局1本場歌衣メイカさんが純チャンドラ2の索子の染めに見える9萬子で上がれる仕掛けに、緑仙さんが6萬子で上がれる聴牌しましたが、渋谷ハルさんが9萬子を引いて歌衣メイカさんに12,000点を振り込んで2本場に。
南2局2本場風見くくさんがドラ6筒子の暗刻の打点の高い手が入りましたが、制したのは1・4萬子・1筒子待ちでリーチした歌衣メイカさんが裏ドラ3枚の12,000点の自摸上りをして完全独走状態の3本場に。
南2局3本場で満貫8,000点を自摸上がったのは渋谷ハルさん。
3索子待ちのリーチを自摸上りして、歌衣メイカさんの親番を蹴り、南3局の自身の親番に。
親番の渋谷ハルさんが6索子待ちのリーチに緑仙さんが追い付き、5・8筒子待ちのリーチに渋谷ハルさんが一発で掴んで振り込んでオーラスになります。
南4局風見くくさんが白・發の鳴きからの逆転手を作りましたが、4索子待ちで緑仙さんがリーチ、歌衣メイカさんが4・7索子待ちのリーチに風見くくさんが4索子を打ち、頭ハネで歌衣メイカさんが上り終了。
歌衣メイカさんは咲乃もこさんの個人最高得点スコア73,200点を超えて第1候補になりました。
試合結果と順位
チーム名 | 名前 | 持ち点 | 順位 |
アキレス | 渋谷はる | -16,300点 | 4位 |
アトラス | 歌衣メイカ | 78,500点 | 1位 |
グラディウス | 風見くく | 900点 | 3位 |
ヘラクレス | 緑仙 | 36,900点 | 2位 |
第1試合の勝因と敗因
歌衣メイカさんのここ一番の強さを発揮した一局でした。
勝負強さが存分に出て高い手作りからの上りが多かったです。
渋谷ハルさんは手が入って聴牌した後に引いてしまい放銃する場面が多かったです。
勝ちに行こうとするからこその放銃と相手の当たり牌を
ファイナル第2試合のハイライト
ファイナル第2試合は、チームグラディウスからは天開司さん、チームアトラスは鈴木勝さん、チームアキレスからは或世イヌさん、チームヘラクレスからは因幡はねるさんになります。
チームアトラスとチームヘラクレスの着順によっては、順位の入れ替えになる可能性があります。
ハイライト
東1局親番は天開司さんになります。
鈴木勝さんが鳴きからのタンヤオ・ドラ3の満貫手を因幡はねるさんから上り東2局に。
東2局鈴木勝さんが親番になります。
或世イヌさんが2索子待ちのリーチに対して、白を鳴いていた因幡はねるさんが赤5萬子を引いて、1・4萬子待ちに鈴木勝さんが放銃して東3局に。
東3局或世イヌさんが親番になります。
誰も聴牌できずの流局間近で形式聴牌の為に因幡はねるさんが鳴いた後の、南を鈴木勝さんが形式聴牌の為に鳴いた事で或世イヌさんが海底で鈴木勝さんに満貫を振り込んで東4局に。
東4局因幡はねるさんが親番です。
因幡はねるさんが七対子の手が早く出来るかと思いきや、自摸がかみ合わず、その間に天開司さんが6・9索子待ちのリーチで追い付き鈴木勝さんが振り込んで南入します。
南1局天開司さんが4・7萬子待ちのリーチを自摸上りして裏ドラが3つで跳満18,000点で大きくリード。
南1局1本場で或世イヌさんが1・4索子待ちのリーチに因幡はねるさんが追っかけで3萬子待ちに或世イヌさんが一発で掴んでしまい、
南2局早い巡目で天開司さんが8萬子・8筒子待ちにリーチに、或世イヌさんが振込み南3局に。
南3局因幡はねるさんが鳴きからの5・8筒子待ちの聴牌。
或世イヌさんが鳴いて手を作りますが、一足早く因幡はねるさんが4,000点を自摸上りして南4局のオーラスに。
南4局天開司さんが早い巡目から仕掛けて、因幡はねるさんから上がって終了しました。
試合結果と順位
チーム名 | 名前 | 持ち点 | 順位 |
アキレス | 或世イヌ | -4,700点 | 4位 |
アトラス | 鈴木勝 | 22,100点 | 3位 |
グラディウス | 天開司 | 54,100点 | 1位 |
ヘラクレス | 因幡はねる | 28,500点 | 2位 |
第2試合の勝因と敗因
東場は満貫の直撃からの直撃で南入するまで場が平らな状態が続きましたが、天開司さんが調子を上げていった事が勝因です。
或世イヌさんは点数が沈んだ事で、打点を上げるために打牌が結果的に振り込む事が負けた敗因になったのだと思います。
因幡はねるさんとの殴り合いになっていたので、順位がどちらになってもおかしくない対局でした。
ファイナル第3試合のハイライト
ファイナル第3試合は、チームグラディウスからは朝陽にいなさん、チームアトラスは咲乃もこさん、チームアキレスからは白雪レイドさん、チームヘラクレスからは空星きらめさんになります。
最後のエース同士でぶつかります。
咲乃もこさんと空星きらめさんの着順次第で、優勝が動く可能性がありますね。
ハイライト
東1局親番は朝陽にいなさんになります。
空星きらめさんに鳴きからの満貫手6・9索子聴牌の手が入り、暗槓するなどをして満貫8,000点の自摸上りで東2局。
東2局咲乃もこさんが親番になります。
白雪レイドさんが6・9筒子待ちのリーチに空星きらめさんが8,000点の振り込みをして東3局へ。
東3局白雪レイドさんが親番です。
朝陽にいなさんが4・7萬子待ちのリーチを仕掛けましたが、咲乃もこさんが鳴いて粘って、中と5索子待ちの聴牌まで行けた事で、朝陽にいなさんが8,000点の放銃で朝陽にいなさんの一人凹みで東4局に。
東4局空星きらめさんが親番。
咲乃もこさんが6筒子待ちのリーチにあわや空星きらめさんの振込む可能性がありましたが、咲乃もこさんが一発で自摸上りトップで南入に。
南1局空星きらめさんが早い巡目から仕掛けて行き、鳴いて3,900点の上りで南2局に。
南2局で中々聴牌が出来ない状況で朝陽にいなさんが7索子の聴牌でリーチしましたが、残りの巡目で誰も引かず降りて1人聴牌で、南3局1本場に。
南3局1本場で早い巡目で3筒子待ちの聴牌からのリーチに朝陽にいなさんが2,000点の振込みで2本場に。
南3局2本場で白雪レイドさんが中を鳴かなかった事で、暗刻になって最良の結果に。
空星きらめさんが4・7筒子待ちのリーチに白雪レイドさんが1・4・7待ちのリーチで自力で満貫自摸上りをして咲乃もこさんを捲りトップに。
南3局3本場咲乃もこさんが先制の4・7萬子待ちのリーチを仕掛けましたが、朝陽にいなさんがおっかけリーチに咲乃もこさんが一発で12,000点を放銃してしまいオーラスに。
南4局咲乃もこさんが4,000点の自摸上りで再逆転のチャンス。
朝陽にいなさんが3筒子と2・5索子待ちのリーチに咲乃もこさんの8筒子聴牌の2人聴牌の流局で終了しました。
試合結果と順位
チーム名 | 名前 | 持ち点 | 順位 |
アキレス | 白雪レイド | 44,400点 | 1位 |
アトラス | 咲乃もこ | 25,400点 | 2位 |
グラディウス | 朝陽にいな | 14,000点 | 4位 |
ヘラクレス | 空星きらめ | 16,200点 | 3位 |
第3試合の勝因と敗因
第3試合ハイレベルの攻防がありました。
トップが入れ替わり入れ替わりで誰が勝つかわからない分からない展開の良い試合でした。
誰がトップを取ってもおかしくない接戦した対局だったと思います。
神域リーグ2023の各個人賞発表
各個人賞について紹介します。
個人総合ポイントランキング
個人総合ポイントでトップだったのは、空星きらめさんで+235.0で圧倒的な成績でトップになりました。
1位から5位までが、各チームのエースが占める結果となっています。
最高打点部門
最高打点部門は、役満「大三元」を決めた空星きらめさんになります。
2位にはセミファイナルで3倍満を決めたルイス・キャミーさんがランクインしました。
半荘最高スコア部門
半荘最高スコア部門はファイナルで魅せた歌衣メイカさんが78,500点でトップに。
2位もチームアトラスの咲乃もこさんが73,200点取る成績を残しています。
放銃率部門
放銃率部門は空星きらめさんが3.90%の圧倒的な成績でトップになっています。
空星きらめさんが振り込みをしたのは3局のみになります。
余談ですが、空星きらめさんは監督を除いて、選手の中で唯一人ラス回避率100%になのと全部門にランクインしています。
神域リーグ2023決勝戦の感想
決勝戦最後に半荘最高スコアを記録更新させた歌衣メイカさんが魅せ、最下位からチーム順位を上げて迫り、アトラスがヘラクレスを捲って逆転したりされたり、最後まで目が離せない決勝戦でした。
昨年の神域リーグMVPの歌衣メイカさんが本領を発揮、優勝したチームヘラクレスの空星きらめさんが個人スコア、最高打点、放銃率の三冠を達成するなど最高の決勝戦になりました。
見応えのある結果が読めない展開で楽しめた方達も多かったのでしょうか?
まとめ
最後のファイナル試合どのチームが優勝してもおかしくないゲーム展開でした。
試合結果や個人成績については「神域リーグ2023のチームと個人成績結果ランキングまとめ」の記事で見る事が出来ます。
神域リーグ2024がありましたらまた応援して配信をみたいですね。
神域リーグ2023の試合ハイライトを観たい方は下記のリンクから見れますので宜しければご覧下さい。
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