神域リーグ2024が6月17日に第3節が開催されました。
本記事では、神域リーグ2024の第7試合から第9試合の結果について紹介しています。
神域リーグ2024の第2節ハイライトはこちらです。
今節も、チームヘラクレスが、欠番でお休みになっています。
第1節でトップだったチームゼウスからチームアトラスがトップとなりました。
また、第1節では大きなマイナスとなったチームアキレスは、第2節でゴモリーさんが大きな加点を入れて巻き返す展開がありました。
第3節ではどのような展開になったのか試合経過と結果を解説していきます。
また現在では、出場している監督が全員成績が振るっていません。
今節では、監督も活躍できるのか結果に注目です。
これまでの試合や前大会についてはこちらでご覧ください。
目次
第7試合の経過と結果
第7試合は現在、個人スコアポイントトップの2人。
個人スコアトップのチームアキレスのゴモリーさん。
チームアトラスからは、個人スコア3位の歌衣メイカさんが出場します。
また、チームゼウスからは桜凛月さんが、チームグラディウスからは鈴木勝さんが出ます。
試合経過
起家はチームグラディウスの鈴木勝さんになります。
早速、東が対子になり、ゴモリーさんか桜凛月さんから東が出れば、ダブ東にできる状況。
先に仕掛けたのは、鈴木勝さんで東をゴモリーさんから鳴く。
しかし先に聴牌したのはゴモリーさん。
白を雀頭にして、3・6萬子待ちのリーチを一発で自摸上りして、12,000点の跳満。
東2局で親番はチームゼウスの桜凛月さんになります。
配牌は歌衣メイカさんが赤ドラを全部持っている状態。
鈴木勝さんも好配牌で、二人の勝負になりそうな展開。
しかし好自摸繰り返して先に聴牌したのは、ゴモリーさんで東待ちの七対子。
鈴木勝さんが追い付きリーチをするも、桜凛月さんがリーチ牌を鳴いて東を放銃。
ゴモリーさんの更なる加点となります。
東3局で親番は歌衣メイカさんになります。
好配牌から好自摸を続けているゴモリーさん。
先制の4・7筒子待ちから5巡目でリーチで攻めます。
桜凛月さんが鈴木勝さんから出た8萬子を鳴いて、さらに歌衣メイカさんからの、ドラの1萬子をカンしてドラ4にから6萬子待ちの高打点の聴牌に。
そこからすぐに歌衣メイカさんが聴牌になり、3萬子か6萬子どちらかを切ってのリーチを3萬子を選択したことで、放銃を回避して3・6索子の聴牌。
そのすぐにゴモリーさんが6索子を掴んで歌衣メイカさんに放銃。
東3局1本場で歌衣メイカさんが連荘します。
先に仕掛けたのがゴモリーさんで連続で發と中を鳴いてきます。
手配に白が一枚あり、山に3枚あるため大三元の役満が見える大きな手です。
前回の神域リーグ2023では、空星きらめさんが大三元を決めています。
歌衣メイカさんも四暗刻が狙える高打点の手組が完成しつつある中で、ゴモリーさんが萬子を払って大三元を狙いつつの索子の染め手に。
その後、ゴモリーさんに白が入り、小三元と染め手が確定の3索子待ち。
鈴木勝さんが聴牌してリーチした牌が3索子だったので、跳満を放銃。
東4局で親番はゴモリーさんになります。
先に仕掛けたのは、ゴモリーさんで6索子をポンしてタンヤオ・ドラ1で連荘狙い。
しかし、先に聴牌したのは歌衣メイカさんで、自分で自摸する以外に上がることが出来ないフリテンリーチ。
待ち配は2・5・8牌の萬子で自力で上がれると読んで即リー。
見事に自力で上りきり裏ドラも乗って、12,000点の跳満。
南1局の後半戦に突入で親番は鈴木勝さん。
先に仕掛けたのは桜凛月さんで、白を鳴いてさらに發を暗槓して索子の染め手狙い。
そして6索子を引き、鈴木勝さんから2索子を鳴いた事で、桜凛月さんが1・6索子の聴牌に。
そして追い付いたのは鈴木勝さん。
当たり牌の6索子を引き入れてからの1・4・7筒子の3面張リーチで勝負に出る。
上がったのは桜凛月さんで、残り1枚の6索子を鈴木勝さんが引いて振り込んだことで、12,000点の放銃となり、鈴木勝さんが箱下に。
南2局で親番は桜凛月さんです。
先に仕掛けたのが、ゴモリーさんで風牌の南を鳴いて、ポン材を多く持つ早上がり狙い。
狙い通り早い聴牌で6・9索子待ちから桜凛月さんから打ち取り。
第7試合では1,000点の安手上りで南3局に。
南3局で親番は現在トップの歌衣メイカさんになります。
桜凛月さんや鈴木勝さんやゴモリーさんよりも先に歌衣メイカさんが聴牌。
見事リーチから自摸上りして12,000点の加点して、2位のゴモリーさんとの差をさらに引き離します。
南3局1本場で手が好形なのはゴモリーさん。
理想と通りに上がれば跳満を狙えるチャンス手。
先に聴牌したのは歌衣メイカさんで7萬子待ちのリーチ。
山には2枚ある状態。
その後にゴモリーさんも聴牌となり、ドラの6索子を切っての追っかけ。
桜凛月さんが7萬子を引いて止めましたが、ラス牌を歌衣メイカさんが自模。
ゴモリーさんのリーチを蹴ってさらに加点。
南3局2本場で好配牌なのは歌衣メイカさん。
七対子イーシャンテン。
司会の天開司さんは歌衣メイカさんなら七対子ではなく、二盃口を狙うと解説。
最初に聴牌してリーチをしたのは歌衣メイカさん。
上がれば、12,000点になる可能性もある手。
しかし、リーチ後にゴモリーさんが鳴きからの6・9索子待ちの聴牌になり、9索子を歌衣メイカさんが掴んで放銃したことで、歌衣メイカさんが-3,900点となり、親番を流すことに成功。
南4局で親番はゴモリーさんです。
手が良いのはゴモリーさんで南を鳴いて、索子の染め手で連荘を狙います。
また、桜凛月さんも索子の染め手になります。
そこから何と桜凛月さんが九連宝燈の聴牌。
待ちの4索子はゴモリーさんと歌衣メイカさんが全部持ちで山には0枚。
勢いそのままに、西を切ってリーチする桜凛月さん。
歌衣メイカさんも4萬子待ちの聴牌。
ゴモリーさんも1・4索子と中待ち聴牌。
鈴木勝さんも5筒子待ちの七対子。
牌のめくり合いを制して上がったのは、歌衣メイカさんで鈴木勝さんが振り込んでトップになりました。
試合結果と順位
- チームアトラス:歌衣メイカ
- チームアキレス:ゴモリー
- チームゼウス:桜凛月
- チームグラディウス:鈴木勝
第8試合の経過と結果
第8試合はゴモリーさんが連戦になります。
また、前回で4位から猛追する上りで2位になった風見くくさん。
そして、因幡はねるさんと渋谷ハルさんも第6試合でノーテン罰符で2位と3位の順位が決まった因縁があります。
試合経過
東1局で親番はチームゼウウスの渋谷ハルさんになります。
手が良く自摸も良いのは渋谷ハルさん。
親満貫ができる良い手牌だが、なかなか聴牌ならず。
その間に他選手の手が進み渋谷ハルさんが欲しかった6索子をゴモリーさんが切りましたが、因幡はねるさんがポン。
チーとポンではポンが優先されるので、この時点で渋谷ハルさんの手がかなり限定されることに。
その隙に風見くくさんが8萬子待ちの聴牌となり、一旦はダマにしたあとに、次順で自摸切りリーチ。
ゴモリーさんも聴牌になりましたが、押してリーチにせず引いて降り。
そのすぐに渋谷ハルさんが8萬子を引いて振込。
裏ドラが乗って風見くくさんに8,000点の放銃となりました。
東2局親番はチームアトラスの風見くくさんになります。
形が良いのは風見くくさんで、中の対子と赤ドラ1の状態。
因幡はねるさんもタンヤオと三色同順がみえる良い手。
風見くくさんも東を対子となり、打点をさらに伸ばせる形になる一方で、先制聴牌からリーチしたのは渋谷ハルさん。
ドラの2萬子を引いてからの5・8筒子待ちのリーチを仕掛けます。
その後に因幡はねるさんが赤5萬子を鳴いて聴牌となり、渋谷ハルさんと同じ5・8筒子待ちの聴牌に。
制したのは因幡はねるさんで風見くくさんから赤5筒子を頭ハネで上がって東4局へ。
東3局でチームグラディウスの因幡はねるさんになります。
手が良いのは渋谷ハルさんで、4巡目で白と西のシャボ待ち聴牌からリーチ。
山には白が2枚と西が1枚。
皆、降りながら打ち合っていたが、因幡はねるさんが安全牌がなくなり、掴んでいた西を放銃。
裏ドラが乗って満貫となり渋谷ハルさんに8,000点の加点で場は平らに。
東4局でチームアキレスのゴモリーさんが親番になります。
全員の手が思ったように入らず、何とか聴牌した風見くくさんが6索子待ちのリーチ。
全員が受けながら回して、風見くくさんと因幡はねるさんの2人聴牌になるかと思いきや、最後に因幡はねるさんが安牌がなく聴牌外し。
風見くくさんの1人聴牌となり後半戦の南場になります。
南場の後半戦。
南1局の親番は渋谷ハルさんになります。
渋谷ハルさんがドラの西が対子になり、形によっては打点が高くなりそうな手配。
因幡はねるさんは筒子の染め手になりそうな手。
先に聴牌したのはゴモリーさんで、5索子待ちのタンヤオ・ドラ1の手で一旦ダマ聴牌に。
その後にゴモリーさんが3索子を引いた事で2・5索子待ちとなりリーチ。
2索子は山に1枚で5索子は山に1枚。
5索子は渋谷ハルさんが1枚、因幡はねるさんが2枚持っている状態。
次に聴牌したのは風見くくさんで、七対子で7萬子待ちのダマ聴牌。
渋谷ハルさんが萬子の染め手に決めたこと5索子の振り込み危険。
さらに、風見くくさんが2萬子の自摸切りの追っかけリーチ。
渋谷ハルさんがドラの西暗刻になった事で、5索子を振り込み満貫放銃。
南2局で親番は風見くくさんになります。
最初に聴牌したのは因幡はねるさんで、ダマ聴を選択して6索子待ちで様子見。
山には3枚とゴモリーさんが1枚。
風見くくさんが引いてことで残り2枚に。
同順に3萬子を自摸切りリーチで勝負。
全員降りてしまい、最後まで振り込まず1人聴牌の流局となりました。
南3局で因幡はねるさんが親番になります。
すぐに因幡はねるさんがドラ南を対子にして鳴くだけで満貫確定手に。
風見くくさんは索子の染め手と北と中。
南が浮いているので、打った場合は因幡はねるさんがチャンス。
手牌も進めてイーシャンテンにしたが、先に聴牌したのはゴモリーさん。
6・9筒子待ちの平和のみの手。
渋谷ハルさんから6筒子が出てゴモリーさんが上りオーラスに。
南4局で親番はゴモリーさんになります。
先に聴牌したのは渋谷ハルさんで3・6索子待ちになります。
全員が手が入らずに降り気味で打っているあいだに渋谷ハルさんが3索子を自摸上り。
しかし裏ドラが乗らなかったことで、満貫止まりとなり順位変動は起こらず終了。
試合結果
- チームアキレス:ゴモリー
- チームアトラス:風見くく
- チームグラディウス:因幡はねる
- チームゼウス:渋谷ハル
第9試合の経過と結果
チームアキレスはゴモリーさんが3連投になります。
チームアトラスからは監督の村上淳監督が初出場です。
チームゼウスからは、神域リーグ2023のMVPの空星きらめさん。
チームグラディウスからは、実力派のルイス・キャミーさんになります。
試合経過
起家はチームアトラスの村上淳監督になります。
手が良いのは村上淳監督とゴモリーさんです。
村上淳監督が2・5筒子待ちの先制リーチ。
すぐにゴモリーさんも聴牌になりましたが、リーチ宣言牌が5筒子だったため、一発で放銃。
東1局1本場で配牌は全員良い形。
まず先制リーチをしたのは空星きらめさんで、7索子待ちで仕掛けます。
7索子を村上淳監督が2枚吸収しましたが、ラス牌を自摸引き2,000点の加点で東2局に。
東2局チームアキレスのゴモリーさんが親番になります。
村上淳監督が好配牌で7巡目に3・6筒子待ちのリーチ。
周りが3・6筒子を打たずにいたことで、山に6筒子1枚のみになりましたが、ラス牌を自模り満貫。
東3局目で親番はチームゼウスの空星きらめさんになります。
手が良いのは空星きらめさんで、早い巡目で七対子のイーシャンテンに。
先に聴牌になったのは高自摸で高打点の役を作った村上淳監督。
1・4・7筒子待ちで即リーチ。
ルイス・キャミーさんが高打点の役になったとこで、村上淳監督が跳満自摸上りで12,000点の加点でトップ独走状態に。
東4局でチームグラディウスのルイス・キャミーさんが親番になります。
先に聴牌をしたのはゴモリーさんで1・4萬子待ちのリーチ。
1萬子は場に3枚出ていて残り1枚、ドラの4萬子はルイス・キャミーさんが2枚持っていて、残り2枚になります。
さらにルイス・キャミーさんが4萬子を引き入れて残り1枚です。
1萬子のラス牌をゴモリーさんが自力で自模り。
ゴモリーさんは12,000点を加点して、2位浮上で後半戦に。
南1局で後半戦になります。
手が良いのは、ゴモリーさんと村上淳監督です。
空星きらめさんが中を鳴いた仕掛けで中・赤ドラ2の手のイーシャンテン。
先に聴牌になったのは、ルイス・キャミーさんで、筒子の一気通貫になる6・9索子待ち。
ドラの4筒子を切って勝負に出ます。
6索子は村上淳監督が1枚と空星きらめさんが1枚で山に2枚。
9索子は既に2枚切られていて、ゴモリーさんに2枚あり山に0枚。
すぐに村上淳監督が6索子を1枚引いて残り1枚に。
すぐに空星きらめさんが聴牌して、4・7索子待ち。
村上淳監督が空星きらめさんに4索子を振り込んで南2局に。
南2局でゴモリーさんが親番です。
好配牌から4巡目の早いリーチを仕掛けたのは、ルイス・キャミーさんで5・8筒子待ち。
ドラの5筒子は山2枚で、ゴモリーさんと村上淳監督が1枚持っている状況。
8筒子は山に1枚で、ゴモリーさんに2枚と空星きらめさんに1枚。
8筒子をゴモリーさんが引いて暗刻で山0枚。
安全牌がなくなってゴモリーさんが8筒子を打って放銃。
南3局空星きらめさんが親番になります。
先に仕掛けたのは、親の空星きらめさんで8索子待ちのリーチ。
5索子がリーチ宣言牌となる引っ掛けのリーチで、村上淳監督とゴモリーさんが1枚と山2枚の状況。
全員が降り気味に打ったため、流局となり空星きらめさんの1人聴牌で1本場に。
南3局1本場で手が良いのは、空星きらめさん早い巡目でイーシャンテン。
しかしなかなか聴牌ならず、その隙にゴモリーさんが赤ドラを2枚にして中を鳴く。
ゴモリーさんが6筒子を引いて6索子待ちの聴牌。
ルイス・キャミーさんが聴牌してリーチをするも宣言牌が6索子だったので放銃。
ゴモリーさんに3,900点の加点がされて2位に浮上。
南4局でルイス・キャミーさんが親番になります。
手が良いのはルイス・キャミーさんで、すぐにイーシャンテンになり、連荘に期待が出来る形に。
すぐに2萬子・白のシャボ待ちでリーチを仕掛ける。
2萬子は空星きらめさんに1枚と山に1枚。
白はゴモリーさん1枚と山に1枚。
特に白はゴモリーさんから浮いているので絶好の手。
ゴモリーさんはルイス・キャミーさんの打牌から、安全牌を探して白を出さずに、耐えて他の牌を打って回していきます。
その間に空星きらめさんが聴牌して3萬子の単騎待ちに。
3萬子は山に1枚だけの状況でリーチせずにダマ聴牌。
最後はルイス・キャミーさんが2萬子を自摸上り。
南4局1本場で配牌が良いのはゴモリーさんでイーシャンテン。
先に仕掛けたのは空星きらめさんで發をポンして、ラス回避と2位浮上を狙います。
聴牌を最初にしたのはゴモリーさんで2・5筒子待ちでダマ聴牌を選択。
空星きらめさんも2筒子待ちの聴牌になりましたが、ルイス・キャミーさんが5筒子を打って、ゴモリーさんに放銃となり終了となりました。
- チームアトラス:村上淳
- チームアキレス:ゴモリー
- チームゼウス:空星きらめ
- チームグラディウス:ルイス・キャミー
神域リーグ2024第3節終了後の個人成績
第2節からさらにゴモリーさんがスコアを伸ばしてトップに。
試合数が5試合になったので、試合は是れたとして2~3試合なので、他の選手が個人スコアを伸ばすチャンスが残っています。
前々回のMVPのチームアトラスの歌衣メイカさんや、チームヘラクラスの龍惺ろたんさんがどこまでスコアを伸ばすか見どころです。
神域リーグ2024の第3節のまとめ
神域リーグ2024の第3節が終わり次回は第4節が始まります。
次の第4節は6月24日に開催されます。
次回はチームアトラスが欠番で、ほかの4チームで戦います。
今回で大きなマイナスを一気に返済したチームアキレスがプラスポイントで順位を上げるのか?
2回連続の欠番だったチームヘラクレスが、他を蹴散らすのか?
チーム最下位のチームグラディウスが巻き返していくのか?
不調のチームゼウスが巻き返しを起こすのか楽しみですね。
神域リーグ2023の情報や結果について知りたい人は、以下のリンクの記事をご覧ください。
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