6月30日にインディ・ジョーンズの新作映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が公開されます。
インディ・ジョーンズシリーズは全部で4作品ありますね。
映画公開される前にインディ・ジョーンズシリーズを視聴してから、新作を観るとより楽しむ事が出来ますよ。
どの作品も放映時間が約2時間と長丁場になる作品ですが、派手なアクションはもちろん、笑いや裏切りがあったりと、見る人を魅了してしまう作品ばかりです。
今回はそのインディ・ジョーンズシリーズのあらすじや見るべき順番、作品の見どころについて記事にしていきます。
ネタバレを含む箇所がどうしてもあるので、まだ観たことがない方はご注意ください。
どんな映画があるの?
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目次
インディ・ジョーンズシリーズとは
インディ・ジョーンズシリーズとは、考古学者である「インディアナ・ジョーンズ」(通称インディ・ジョーンズ)を主人公とした冒険譚になります。
インディー・ジョーンズと言えば、牛追いムチ、フェドーラ帽、レザージャケットといった特徴的な服装がトレードマークですね。
第1品目として公開された『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』は40年以上前の1981年の作品で今なお根強い人気を誇り、映画史に残る名作の一つとして知られています。
主人公であるインディ・ジョーンズをシリーズを通して演じているのは、今年で80歳を迎えたハリソン・フォード氏です。
本来は第4作目の『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』がインディ・ジョーンズシリーズの最終作だという説がありました。
何故ならインディ・ジョーンズ役をしてきた、ハリソン・フォード氏の年齢の問題があったんです。
と言うのも第4作品目は第3作品目の『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』から19年ぶりに公開された作品でハリソン・フォードは当時で65歳だったんです。
年齢・肉体的にも難しくハリソン・フォード氏も『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』が、公開された後のインタビューで「製作に20年かからなければシリーズ第5作に出演できるだろう」と語っていたんですよね。
実際に『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』では、インディ・ジョーンズ役を『クリスタル・スカルの王国』でシャイア・ラブーフが演じた、マット・ウィリアムズにという考えが、ジョージ・ルーカス氏にはあったようです。
ですがハリソン・フォード氏を見てインディアナ・ジョーンズ役を続投することに問題は生じないとその考えを断念したようですね。
ただ80歳と高齢のため、インディ・ジョーンズを演じるのは最後と明言しています。
裏話となりますが、インディ・ジョーンズシリーズでは、大量の蛇・虫・ネズミなどトラウマになりそうなシーンが登場する事がありますが、すべて本物を使っていた様です。
CG技術が使われていないからこその迫力がありますよ。
インディ・ジョーンズシリーズ作品を見るべき順番
インディジョーンズシリーズの作品を公開順に並べると以下のようになります。
- 『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981)
- 『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984)
- 『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989)
- 『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008)
- 『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023)
基本的にシリーズ作品は公開順に時系列が進んでいきます。
インディ・ジョーンズシリーズも同様なのですが、第1作品目と第2作品目についてだけ時系列が逆転しています。
第2作品目の『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』は第1作品目の『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の前日綻になっています。
そのためインディ・ジョーンズを楽しむなら、時系列順に観るのが最もオススメになりますね。
- 『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984)
- 『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981)
- 『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989)
- 『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008)
- 『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023)
どの作品も単体で見て十分楽しむ事が出来ますが、インディ・ジョーンズを中心としたライバル関係や友情、恋模様などは時系列順で観るのが一番理解しやすいですよ。
インディ・ジョーンズシリーズをより楽しみたい人は、時系列順でどうぞ!
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インディ・ジョーンズシリーズ4作品のあらすじと見どころ
インディ・ジョーンズシリーズ4作品のあらすじと、見どころを映画公開順に紹介していきます。
一部ネタバレを含みますので、気になる方はスキップして下さい。
『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981)
インディ・ジョーンズの第1作品で1981年公開されました。
初公開時の1981年最高興行収入を記録するなど成功を収め、アカデミー賞5部門、サターン賞7部門など多数の賞に受賞・ノミネートされるなど、大衆文化にも大きな影響を与える人気となりました。
1999年に「文化的・歴史的・芸術的にきわめて高い価値を持つ」とみなされアメリカ国立フィルム登録簿に登録された名作とされています。
あらすじ
舞台は第2次大戦前夜の1936年。
考古学者のインディアナ・ジョーンズは、アメリカ陸軍諜報部からの情報でナチスがエジプトで大規模な発掘作業を行っていることを知る。
アメリカ軍はインディにアーク発見及び入手を依頼。
手掛かりになるラーの杖飾りを持っているという、インディの恩師・アブナーの下を訪れ協力を得ようとする。
しかし、彼とは10年前に仲違いしてから顔を合わせずにいた。
そこでインディはアブナーの娘であり、元恋人のマリオンとネパールで再会する・・・。
「インディ・ジョーンズ/レイダース 失われたアーク《聖櫃》」の予告動画
見どころ
スピルバーグとルーカスが初めてタッグを組んだ80年代を代表する大ヒット冒険活劇で、1981年の最高興行収入を記録している不朽の名作。
ラーの杖飾りを持っているという、インディの恩師・アブナーの娘でかつてのインディの元恋人であるヒロインのマリオンの初登場回でもあります。
この作品の物語中盤では穴の中に大量の蛇が出てきます。
その穴に落とされたシーンは見ていて鳥肌が立つ人くらいの出来栄えとなっています。
どれだけ追い詰められても、あきらめない持ち前の行動力で、状況を打破して敵を追い詰めていくインディ・ジョーンズはヒーローと呼べる存在ですね。
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『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984)
1984年に公開された『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』は第1作品目の『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の1年前の前日綻となっています。
暗い作風でグロテスクな描写が多い反面、アドベンチャーの要素やコメディ色が強い作品でもあり、シリーズを通して最も異質でインパクトのある作品という評価を受けていますね。
第57回アカデミー賞では視覚効果賞を受賞した作品です。
あらすじ
前作「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」の1年前。
インディは上海でマフィアとの取引に騙され、トラブルに巻き込まれてしまいました。
そこから逃げ出すように、その場に居合わせた歌手・ウィリーと相棒の少年・ショートの2人と共に飛行機で脱出します。
しかし、飛行機はフライト中に墜落! たどり着いたのはインド山奥の村でした。
珍しい来客だったこともあり、インディたちは村民から“神の使い”だと勘違いされてしまいます。
話を聞くとこの村では、邪教集団によって子供たちが全員さらわれてしまい、村の秘宝であるサンカラストーンも奪われてしまったとのこと。
村民から救世主扱いされ、もてなしてもらったインディは、村を救うために邪教集団が身を潜めるパンコット宮殿へと向かいます…。
見どころ
押し寄せる水から逃げ切るジェットコースターのようなトロッコに乗る暴走シーン等アクションは他のシリーズの中でも群を抜いてスリリングでハラハラするシーンがあります。
またグロテスクシーンもあり、猿の脳みそゼリーや虫地獄など、鳥肌や背筋がゾワゾワするエピソードもあったりします。
時系列としてはこちらが最初になりますので、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』と前後しますので、初めて見る人は注意して下さい。
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989)
全世界で4億7,430万ドルの興行収入を記録して、第62回アカデミー賞では音響編集賞を受賞しています。
第3作品目のインディ・ジョーンズ/最後の聖戦はインディ・ジョーンズの父親である歴史学者ヘンリー・ジョーンズが登場します。
演じるのは『007』シリーズの初代ジェーム・ズボンド役のショーン・コネリーです。
実はハリソン・フォードとは12歳しか年が違わないそうです。
あらすじ
ある日、インディは大富豪のドノバンという男から「行方不明になった、聖杯調査隊の隊長を探してほしい」という依頼を受けます。
最初は依頼を受けることを渋っていたインディですが、行方不明になった隊長とはインディの父であるヘンリー・ジョーンズのことだと知り、事態は激変します。
依頼を承諾したインディは、父が最後に消息を絶ったベニスへと向かいました。
ベニスにつき、父の助手だった女性・エルザと合流。
インディたちは教会の中で聖杯の在り処を示す手がかりとなる石板を発見します。
そして行方不明になった父は、ナチスに囚われていると知るのでした…。
見どころ
聖杯をめぐり、インディとナチスが再び熾烈な争奪戦を展開。
ショーン・コネリーがインディの父親役で出演し、ハリソン・フォードと絶妙なコンビネーションを披露します。
この作品では回想シーンで若かりし少年時代のインディ・ジョーンズが出てきます。
そのインディ・ジョーンズ役を演じているのが、若き天才俳優と称えられながら、23歳で亡くなったリヴァー・フェニックスで貴重な作品にもなっていますね。
インディの親子関係やインディの名前の由来、トレードマークでもある帽子の秘密といったインディ・ジョーンズの人生に深く関わってくる内容になっていますよ。
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『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008)
前作『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』から19年ぶりと4作品目。
シリーズから主要なスタッフが続投して製作されて公開された作品です。
最終興行収入は全世界で7億8千万ドルとシリーズ最高の興行収入を記録を打ち立てました。
あらすじ
舞台は19年後の1957年。
ソ連軍の女諜報部員・スパルコに拉致され、ネバダ州の米軍基地の襲撃に担ぎ出されます。
彼らは、インディに対して「ロズウェル事件でアメリカ軍が手に入れた箱を探せ」と命令します。
インディたちはなんとか目当てのものを見つけますが、ソ連軍との接触を不審に思われ、FBIから尋問されることに。
その結果、インディは共産主義者の疑いをかけられ大学を追われてしまいます。
途方に暮れ、国外へ旅立とうとしていたインディの元に、マットと名乗る青年が現れました。
彼は、「誘拐された母親を助けてほしい」とインディに依頼。
インディたちは、ペルーへと旅立ちます。
実はその母親は、インディとはとても深い縁がある人物だったのです…。
見どころ
この作品では第1作品目に登場したヒロイン、マリオンと再会します。
詳細は省きますが、第1作品目で二人はヨリを戻しますが、インディが結婚式の1週間前にインディが逃げ出し、マリオンは別の人と結婚していたことが判明します。
今作で登場するインディの相棒役のマット・ウィリアムズはマリオンの息子です。
物語中盤でインディの息子と判明するが、本人はその事を知らず、自分の夢を追って学校を中退し、バイクの修理で生計を立てているアウトローな青年でした。
どこまでも夢に貪欲な姿勢がどことなくインディ・ジョーンズを彷彿とさせますね。
また作中では時代が進んでいるため、前作で登場した父ヘンリーやインディの友人であるマーカスが亡くなっています。
今作品は宇宙人や失われた都市、宇宙の神秘の力と言った、スティーヴン・スピルバーグ監督お得意が得意としているテーマの要素がふんだんに盛り込まれています。
人知を越える力を手に入れ支配しよう人間に訪れる結末とは・・・。
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まとめ
インディ・ジョーンズシリーズのあらすじと見るべき順番と作品の見どころはについてそれぞれご紹介してきました。
第1作品目が公開されてから40年以上愛され続けている『インディ・ジョーンズ』シリーズ。
『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の公開以来、インディアナ・ジョーンズは世界的スターとなり、最も尊敬される映画のキャラクターになりました。
最新作のインディージョーンズ運命のダイヤルでは、インディーが60歳になり物語の序盤に定年退職します。
シリーズを通してみると作中のインディーに年月の積み重ねが感じられますね。
新作のインディと過去作品のインディの違いを楽しみつつ、インディ・ジョーンズの軌跡を視聴するのはいかがでしょうか?
2023年6月30日に公開される、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は15年ぶりの新作になります。
配信されているインディ・ジョーンズシリーズ作品を観たいなら!
ハリソン・フォード=インディ・ジョーンズなので、これは大変うれしい!