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歴史好きの方なら、本能寺の変は一度は学んだことがあるのではないでしょうか。
織田信長が明智光秀に討たれたという、日本史の大きな転換点となった事件です。
『首』は、本能寺の変を現代的な視点で描いた作品です。
信長の首を巡る欲望と策略は、現代社会の政治や経済にも通じるものがありますね。
本記事では、そんな『首』のロケ地として本能寺の変が実際に起きた本能寺跡や本能寺の変の舞台となった安土城、明智光秀の居城であった有岡城跡について詳しく紹介していきます。
また、本能寺の変の再現にこだわった撮影秘話もご紹介します。
『首』のロケ地を事前に確認して、映画鑑賞の楽しんだり、本能寺の変の舞台を訪ねて、歴史の旅を楽しむ事が出来ます。
また北野武監督の映画づくりの裏側を知ることで、映画「首」をより深く楽しめます。
『首』のロケ地は、歴史ファンや北野監督のファンにとって、必見のスポットです。
本記事を参考に、ぜひ映画鑑賞を楽しんだり、ロケ地の聖地巡礼の旅を楽しんでください。
本記事を読んで映画を見たくなった人は前売り券に関しての記事もありますで、合わせてご覧下さい。
目次
映画「首」のロケ地を徹底調査!
北野武監督の最新作「首」が2023年11月23日に公開されます。
本能寺の変を題材にした本作は、信長の首を巡る欲望と策略が入り乱れる、北野監督ならではのダークな世界観が魅力です。
そんな「首」のロケ地は、本能寺の変の舞台となった京都のほか、滋賀県の安土城跡、大阪府の有岡城跡など、歴史的スポットが数多く登場します。
そんな「首」のロケ地について徹底調査していきます。
映画「首」の主要ロケ地はどこ?
映画「首」の主要ロケ地はどこなのでしょうか?
「本能寺の変」にまつわる聖地巡礼場所について紹介していきます。
安土城跡
本能寺の変の舞台となった城で、本能寺の変を描くために、本能寺跡と安土城跡を組み合わせて撮影されました。
安土城跡は、滋賀県東近江市安土町にある、織田信長が築いた城の跡です。
1576年(天正4年)から3年余りの歳月をかけて築城されて、当時としては最大級の城郭でした。
天主は高さ33mで、5重6階、地下1階がありました。
織田信長が築いた事を考慮して、それまでの城にはない独創的な意匠で、絢爛豪華な城だったのではないかと推測出来ますね。
しかし、本能寺の変で信長が倒れた後、焼失してしまいました。
本能寺跡
本能寺跡は、京都市中京区にある、織田信長が暗殺された寺の跡です。
天正10年(1582年)6月2日、本能寺に滞在していたところを明智光秀に襲撃され、自害しています。
映画では、本能寺の変のシーンが忠実に再現されているのか注目ですね。
本能寺の変後、本能寺は焼失し、現在は跡地に石碑が建てられています。
石碑には、「本能寺跡」と刻まれていて、その下には、信長とその家臣たちが亡くなった場所の説明が書かれています。
有岡城跡
有岡城跡は、兵庫県伊丹市にある、戦国武将・荒木村重の居城の跡です。
荒木村重は信長に反旗を翻し、その時に明智光秀や羽柴秀吉が説得するために有岡城に赴いています。
明智光秀の人物像を描くために、有岡城跡がロケ地として使用されました。
有岡城は荒木村重が黒田官兵衛を、幽閉した城としても有名です。
映画「首」撮影秘話を公開
映画「首」撮影秘話について公開します。
北野武監督なりの本能寺の変を再現
北野武監督は「本当の武将は…そもそもろくでもないんですから。」と語り「正しいか正しくないかではなく、当たり前にそういう世界があって、そうした事や人間関係が光秀の本能寺の変に繋がっていく。」として映画「首」を構想したようです。
日本の時代劇ではあまり描かれない裏の部分にフォーカスしているようですね。
そのためのキャストとして、中村獅童の起用のきっかけや戦国時代を描こうとした理由についての動画がありますのでご覧下さい。
スタジオセディック庄内オープンセット
スタジオセディック庄内オープンセットは、山形県鶴岡市羽黒町川代字東増川山102にある映画の撮影のために建てられたセットをそのまま保存し一般公開している撮影所です。
多くの時代劇映画やドラマの撮影で利用されています。
映画「首」の本能寺の変のシーンも、スタジオセディック庄内オープンセットで撮影されました。
スタジオセディック庄内オープンセットのHPを見たい人はこちら。
観光スポットとしての魅力
観光スポットとしてロケ地の聖地巡りには以下の魅力があります。
歴史的価値として安土城跡や本能寺跡、有岡城跡などの歴史的価値のある跡地を見て回る。
ロケ地を聖地巡礼として訪れる人も多いですが、北野武監督のファンにとっては、聖地巡礼のスポットとしても魅力的です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
北野武監督の最新作「首」のロケ地は、本能寺の変の舞台となった京都のほか、滋賀県の安土城跡、大阪府の有岡城跡など、歴史的スポットが数多く登場します。
本能寺の変の再現にこだわった北野監督は、スタジオセディック庄内オープンセットで本能寺の変のシーンが撮影されました。
また、北野監督は、歴史的考証と俳優の演技にもこだわり、本能寺の変の真実に迫るダークな世界観を創り上げました。
映画「首」を鑑賞した方は、ぜひロケ地巡礼で、北野監督がこだわり抜いた本能寺の変の舞台を訪れてみてください。
映画の前売り券の情報について知りたい人は合わせてこちらもご覧下さい。
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