2023年10月6日に映画「イコライザー」の最新作「イコライザー THE FINAL」が公開されます。
映画「イコライザー」シリーズの主人公である寡黙なホームセンター店員・ロバート・マッコールとは何者なのか?
元CIA工作員の凄腕であり、圧倒的な戦闘力と正義感を秘めていたロバート・マッコールの魅力について解説していきます。
目次
ロバート・マッコールの魅力
映画「イコライザー」の主人公、ロバート・マッコールは、寡黙で慎ましやかな人物ながら、凄腕の殺し屋という二面性を持つキャラクターです。
その魅力は、大きく分けて以下の4つが挙げられます。
マッコールのプロフィール
マッコールは、元海兵隊員で国防情報局(DIA)の凄腕特殊工作員でビビアンという妻を亡くした後、ホームセンターで働きながら、表向きは平凡な生活を日々送ってます。
マッコールのプロフィールは、映画の冒頭でわずかに語られるのみであり、その正体は謎に包まれていますが、その謎めいた雰囲気も、マッコールの魅力の一つとなっています。
マッコールの強さ
マッコールは、圧倒的な戦闘能力を有しています。
銃やナイフ、格闘技など、あらゆる武器や道具を使いこなして、敵対した相手を瞬時に仕留めていきます。
映画の1作目の冒頭では、わずか19秒で5人のロシアンマフィアを倒すシーンが描かれていたり、他の戦闘シーンでも時計のストップウォッチで時間を計った時に行動を開始します。
マッコールの強さは、彼の正義感と裏腹に、映画のストーリーにおいての緊張感やスリルを生み出す要素にもなっています。
マッコールの正義感
マッコールは、弱者を助ける正義感の強い人物で、悪に手を染めた者に対しては容赦なく制裁を下し、正義を守るために行動を起こすます。
映画の1作目では、ロシアマフィアの手で娼婦の仕事をさせられていた少女を助け、2作目では、CIA時代の元上官で親友の死の真相を確かめるため、極秘捜査を開始して古くからの友人を傷つけた相手に対して復讐をします。
マッコールの正義感は、彼の行動原理であり、映画のテーマともなっている。
マッコールの人間味
マッコールは、寡黙で無愛想な性格だが、意外にも人間味溢れる一面も持っている。
映画の1作目では、深夜は行きつけのダイナーであった、常連のテリーと名乗る少女娼婦のアリーナと、言葉をかわす内に奇妙な友情が芽生えていきます。
2作目では、母子家庭で暮らし、壁面に落書きをしていた黒人青年の不良マイルズ・ウィテカーに絵の才能を見出して、学校に通おうとしない彼が道を誤らないよう手助けをしています。
マッコールの人間味は、彼の魅力をより深いものにしている。
マッコールの戦闘力
イコライザーと呼ばれるロバート・マッコールはどのくらいの戦闘力を持っているのか?
その戦闘力について解説をしていきます。
圧倒的な強さ
マッコールは、圧倒的な戦闘能力を誇り、銃やナイフ、格闘技など、あらゆる武器や道具を使いこなし、敵を瞬時に仕留めていきます。
映画の冒頭では、ホームセンターにある道具を使って、わずか19秒で5人のロシアンマフィアを倒すシーンが描かれています。
また、2作目でも身近にある道具を使ったり、銃やナイフ、格闘技を使って襲ってくる相手を仕留めていきます。
マッコールの圧倒的な強さは、彼が「イコライザー」と呼ばれる所以であり、映画のストーリーに緊張感とスリルを生み出す魅力になっています。
身近なものを武器にする
マッコールは、銃やナイフなどの武器だけでなく、身近なものを武器にすることも得意です。
例えばグラスやワインオープナー、本など、身の回りにあるものを武器にして、相手と戦い殲滅していきます。
マッコールの身近なものを武器にする戦闘術は、映画のアクションシーンに新鮮さを与えていますね。
冷静さと判断力
マッコールは、どんな状況でも冷静さを保ち、的確な判断力を発揮して相手を圧倒します。
少女を救うためにロシアンマフィアを襲撃するシーンでは、使える道具や武器、相手の状況を的確に把握して、冷静な判断力で一瞬で相手を殲滅しています。
2作品目でもグラスに入っているお酒を相手に浴びせてポットで殴り、相手のナイフを使う等、あらゆるものを武器にして戦う事が出来る戦闘力で向かってくる敵を倒していきます。
この冷静さと判断力がマッコールの、戦闘能力をさらに高めている要因になっています。
マッコールの正義感
イコライザー・ロバート・マッコールの正義感について解説していきます。
マッコールは、弱い者を守るために、自分の力を惜しみなく使っています。
歌手になる夢を持つ少女アリーナが、娼婦の仕事に嫌気がさして自分に暴力を振るった客に反撃して傷つけた事で、ロシアン・マフィアの元締めに、見せしめとして激しい暴力を受けました。
そのことで静かな怒りに燃えるマッコールは、その場にいたギャング5名と元締めを、その場にある物だけ用いて30秒足らずで殺害しています。
黒人青年の不良マイルズの絵の才能を見出し、学校に通おうとしない彼が道を誤らないよう手助けすけをしました。
その恩を返すために、マッコールのキッチンの壁を補修するために部屋に入り込んでたことで、敵に捕まった時も、ハリケーンが迫る中で風と地の利を活かし、マッコールは一人ずつ殺していきマイルズを助け出します。
マッコールの孤独
マッコールは、過去の経歴から平凡を装って、孤独な生活を送っている。
第1作品目ではマッコールの過去についてほとんど語られていませんでしたが、2作品目では、彼の過去を知る元上司や亡くなった妻について等が語られるシーンがあります。
彼は、妻を亡くし、仲間を失い、など大きな犠牲を払い、彼自身も心の傷を負ってきました。
マッコールは、過去のトラウマから、自分を守るために、孤独に生きることを選択して、彼は、他人と関わることで、再び傷つくことを恐れています。
映画設定によるマッコールは強迫性障害や不眠症、限度を超えた几帳面さという設定が込められています。
マッコールの孤独は、彼の魅力の陰の部分であり、同時に彼の人間らしさを際立たせている要素でもなっています。
イコライザーと呼ばれる理由と意味
映画イコライザーのロバート・マッコールがイコライザーと呼ばれる理由は、彼が悪を制裁し、正義を実現することで、世の中のバランスをとる存在だからです。
マッコールは、元CIA工作員の凄腕であり、圧倒的な戦闘力と正義感を秘めています。
彼は、弱い者を助けるために、自分のルールで正義を実現します。
映画の冒頭で、マッコールはロシアンマフィアに人身売買されていた少女を救うために、わずか19秒で5人のマフィアを倒します。
このシーンは、マッコールの圧倒的な戦闘力と正義感を象徴しています。
また、2作目では、母子家庭で暮らし、壁面に落書きをしていた黒人青年の不良マイルズ・ウィテカーに絵の才能を見出して、学校に通おうとしない彼が道を誤らないよう手助けをしていてマッコールの持つ優しさを魅せるシーンになります。
このように、マッコールは、悪を制裁し、正義を実現することで、世の中のバランスをとる存在であり、そのため彼は「イコライザー」と呼ばれています。
イコライザーは、英語で「均等にする」という意味です。マッコールは、悪を制裁することで、世の中の正義を均等にするという考えから、この名前が付けられたと考えられます。
映画イコライザーシリーズのあらすじと結末
イコライザーの過去作品である「イコライザー」「イコライザー2」のあらすじと結末について紹介していきます。
映画「イコライザー」
主人公のロバート・マッコールは、元CIA工作員であり、多くの任務で悪と戦ってきた。彼は、現在はホームセンターで働きながら、孤独な生活を送っている。
ある日、マッコールは、行きつけのお店のダイナーで同じく常連のテリーと名乗る少女娼婦のアリーナと出会います。
言葉をかわす内に奇妙な友情が芽生えていきます。
ある日、少女娼婦に嫌気がさしたアリーナが自分に暴力を振るった客に反撃して傷つけてしまいロシアンマフィアの元締に見せしめとして暴力を振るわれ入院してしまいます。
マッコールはロシアンマフィアの元締に彼女を自由にするよう申し出るが、これからも彼女を搾取すると無下に断られたことで、静かな怒りに燃えるマッコールは、その場にいた元締めほかギャング殺害して裏にいるボスを殲滅していきます。
マッコールは自分を”イコライザー”と認識し、自分のスキルを必要とする人たちのために使おうと決意します。
映画「イコライザー2」
マッコールは、常連客のひとりで老人ホームに暮らすサム・ルビンスタインが生き別れた姉を探していることを知り元上官であるスーザンを頼って力を借ります。
その後、CIA時代の元上官であるスーザンはベルギーのブリュッセルにて帰国直前に宿泊先のホテルの自室で金銭目当てと思わる不良青年たちに襲撃され、そのまま殺されてしまいます。
マッコールは、スーザンの死の真相を探るため、独自に調査を開始する。
その過程で、マッコールは、CIAの内部に裏切り者がいることを知る。
マッコールは、裏切り者を倒し、スーザンの死の真相を明らかにしていきます
また、彼は、映画「イコライザー」ではホームセンターで働いていましたが、イコライザー2ではタクシードライバーとして転職して働く傍らで、自主的に裏稼業を行っています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
映画「イコライザー」の主人公、ロバート・マッコールの魅力は、その圧倒的な強さと正義感、そして人間味の3つに集約されます。
マッコールは、元CIA工作員の凄腕であり、銃やナイフ、格闘技など、あらゆる武器を使いこなし、冷静な判断力で、どんな状況でも圧倒的な強さを発揮します。
またマッコールは、弱者を助けるために、自分のルールで正義を実現させ、悪に手を染めた者に対しては、容赦なく制裁を下し、世の中の正義を回復するイコライザーとして行動します。
そしてマッコールは寡黙で無愛想な性格だが、意外にも優しさやユーモアの一面もあり、周囲の人々に理解され、支えられることにより、過去のトラウマを乗り越えて、成長していく。
マッコールは、単なるヒーローではなく、人間味あふれたキャラクターです。
ロバート・マッコールの最新作映画「イコライザー FAINAL」は10月6日に公開予定です。
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