バレンタインデーは女の子が大好きな子にチョコレートを渡すイベントです。
昨今ではチョコレートを渡すのではなく他のお菓子を渡すことも増えてきました。
実はバレンタインデーの時に渡すお菓子にはそれぞれ意味があり、そうなった由来があるのをご存じでしょうか?
渡すお菓子によっては相手を嫌う意味を持つのもあるので知っておいて損はないでしょう。
バレンタインデーってどんな日でバレンタインで渡すお菓子に込められた意味や由来について纏めていきます。
目次
バレンタインデーでどんな日?

バレンタインは女性が好きな男性にチョコレートを贈り愛の告白をする日として知られています。
実はこの「女性から男性へチョコレートを贈る」というのは日本独自のバレンタインの風習です。
ほかの国ではチョコに限定せずお菓子やカード、花束、ジュエリーなど贈ったり、または男性が女性にプレゼント贈ったりします。
日本では1958年頃からバレンタインが取り入れられましたが、男性から女性に贈りものをする習慣がほとんどなく定着しませんでした。
お菓子店の店主が「一年に一度、女性から愛を打ち明けていい日」といった企画を作ってキャッチコピーを付けて宣伝した結果、1970年代後半に流行して社会に定着したとされています。
バレンタインのお返しをするホワイトデーがありますが、実は企業の戦略によるもので日本発祥のイベントです。
バレンタインデーで渡すお菓子の種類10選と由来
バレンタインで贈るお菓子にはどんな由来や込められた意味があるのかご紹介していきます。
チョコレート

バレンタインで渡すお菓子で一番の定番であるチョコレートですね。
チョコレートには「あなたと同じ気持ち」という意味が込められています。
日本でバレンタインで贈るなら、チョコレートを「愛の告白」といった意味で受け取る人が多いと思います。
これは日本のお菓子メーカがチョコを売る為に行った企画のプロモーションの結果として定着した為ですね。
そのため海外では「これからも今まで通りの関係でいましょう」という意味で、意外に思うかもしれないですが本来なら特に深い意味を持たない贈り物になります。
クッキー

バレンタインでクッキーを贈った場合に込めれらた意味は「友達でいましょう」という意味になります。
クッキーはサクサクのライトな食感や簡単で一度にたくさん作れて楽なところから、気楽な関係のままでいようという意味が込められるようになりました。
そのため友達や親しい人に贈るのに最適なプレゼントになりますが、好きな人に贈るお菓子には少々向いていないお菓子になるので注意する必要がありますね。
キャンディ

バレンタインでキャンディをプレゼントした場合は「あなたが好きです」「長く続く関係にしましょう」という意味が込められています。
口に入れてから固くてなかなか割れず、長い間口の中に残るので「長く味を楽しめる、なかなか溶けない」お菓子だからというのが由来となっているようです。
意味としては本命の大好きな人に渡すのに最適なお菓子です。
ただ義理チョコと同じような扱いと勘違いされやすいので気持ちとキャンディの意味を込めたメッセージカードと一緒に渡すなど注意が必要です。
カップケーキ

カップケーキはバレンタインでは「あなたは特別な人」という意味が込められています。
カップケーキは日常的に食べるものではなく特別な日に食べるお菓子であることが由来となっています。
見た目も可愛いお菓子で多くの人に喜ばれる本命の好きな人にあげるのに適したお菓子と言えます。
余談ですが、カップケーキとマフィンの違いについて知りたい人はこちらの記事をご覧下さい。
マカロン

マカロンをバレンタインで贈るとカップケーキと同じ「あなたは特別」という意味になります。
カラフルでかわいらしい見た目で男性よりも女性に人気のお菓子になります。
値段も高く高級感もあるマカロンは「特別な人にしか贈らない」といった意味合いが込められるようになりました。
そのため本命の好きな人に贈るのに最適なお菓子となります。
マドレーヌ

バレンタインでマドレーヌをプレゼントすると「もっと仲良くなりたい」「もっと親密になりたい」という意味になります。
由来はマドレーヌの形が貝殻がぴったり合わさったように見えて、円満な関係を連想されるのでそういう意味が込められるようになりました。
高級感や上品な見た目から普段お世話になっている知り合いや上司と言った人への贈り物としておすすめできます。
バームクーヘン

バームクーヘンをバレンタインで贈る意味は「幸せが長く続きますように」です。
バームクーヘンは何層にも重なって作られているお菓子です。
そのため「生地が重なっている」⇒「幸せを重ねる」⇒「幸せが長く続きますように」という意味になったようです。
結婚式の引き出物によく使われているのも、この意味が込められているからですね。
また友人、同僚、上司といった幅広い関係の人に渡せるお菓子である事や、長く付き合った恋人や結婚相手にも最適なお菓子と言えます。
キャラメル

バレンタインでキャラネルを渡すと「安心する存在」という意味になります。
キャラメルは口の中に入れると溶けていきますが、甘みや風味が広がり口の中に残りますよね。
そのキャラメルの持つ特徴から「安心する存在」という意味を持つようになったと言われています。
ハッキリとした好きな相手という意味よりも安心できる居心地のいい相手としてずっと仲良くしたいというニュアンスが強いお菓子になります。
そのため家族や仲が良い友達へのプレゼントにすると良いでしょうね。
グミ

バレンタインでグミを贈る意味は「嫌い」となるので注意が必要です。
由来については不明ですが、コンビニやスーパーで安く購入する事が出来るので気持ちが込められていないからと受け取れるからだと思います。
キャンディと違い簡単に噛み千切る事が出来るため関係が壊れると暗示されるからだと考えられます。
マシュマロ

マシュマロもグミと同じく「嫌い」という意味になります。
マシュマロはキャンディとは反対に口に入れるとすぐに溶けてなくなってしまうからと言われていますが、他にもマシュマロはその食感から「優しさ」という意味もあります。
ただしインターネットで調べた場合「嫌い」という検索結果が多く出てしまうので、バレンタインでプレゼントして贈る場合はメッセージカードと一緒にするなど注意が必要です。
まとめ

バレンタインデーで渡すお菓子の意味と由来10選について纏めました。
贈るお菓子によって込められた意味があり、様々な由来がありました。
そのため誰にどんなお菓子を渡すのが良いか、相手に渡しては駄目なお菓子があって注意しないといけないですが、一般的に浸透していないので、そこまで気にする必要はないでしょう。
好きな相手にお菓子を贈るならメッセージカードを一緒にしてプレゼントしてはいかがでしょう?
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